ブラック・スワンは悪者か?

先日「生命保険のリストラ」で生命保険の医療保険特約を解約した話をしました。

これで思い出すのは、最近アフラックのCMでよく目にするにブラック・スワンです(アフラック・ダックのライバルなのでブラック・ダックかと思っていたのですが、Webで確認したらスワンでした)。

このキャラが登場したのは、やはり以下の本の影響でしょうか。

本書によると、ブラック・スワンと呼ばれる現象の特徴は以下のとおり。

  • 事前に予測できない
  • いったん起きると、非常に強いインパクトをもたらす
  • 起きた後は、最初からわかっていたような気にさせられる

投資で大損する人は、一度失敗してももう学習したから大丈夫、と考えて何度もブラック・スワンの罠にハマります。

一方、医療保険については、病気やケガが予測できない点は同じですが、2番めの起きた場合のインパクトは、健康保険の助けを借りれば実は思ったほど強くない、というのが前回のお話でした。したがって、病気やケガはブラック・スワンではないということになります。

CMでは医療保険で病気やケガに備えよというダックに対して、何もしなくていいというブラック・スワンですが、こう考えると消費者の味方(=保険会社の敵)なのは実はブラック・スワンの方ですね。

消費者としては、いかにもずる賢こそうなブラック・スワンを使って、反対の「医療保険は必要なもの」という方向に意識を誘導しようとするイメージ操作に気をつけなければいけません。

ただし、CM中のブラック・スワンの「(医療保険なんて)必要ない、必要ない。病気になったときのことなんて、なってから考えればいいいよ」というセリフはいただけません。

実際には、「病気になる前によく考えても、医療保険は必要ない(たいてい健康保険があれば十分)」ですね。

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