Googleからの検索アクセス激減、その調査と対策

このブログのことではありませんが、もう一つ平行して書いている電子書籍のブログ廉本採集のアクセスが1月10日から激減しています。元々大したアクセスがあるブログではありませんが、それにしてもひと目で何かが変だとがわかるほどの減り方です。

今のところ、こちらのブログにはそのような兆候は無いのですが、原因がわからないといつこちらに飛び火するかもわかりませんので、少し調べてみました。

状況

以下は問題のブログの去年11月から今年1月までのPV数のグラフです。ドットが打ってある点が1月10日ですが、それまで平均すると増加傾向だったPV数がここで激減していることがわかります。

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何が減っているのかと調べてみると、Google検索による流入数が減っているようです。そこでGoogleウェブマスターツールで検索クエリの状態を確認したところ、やはりこのブログの検索結果への表示回数が1月10日から激減していることがわかりました。

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1月10日前後にブログの構成を大きく変えたとか、今までと違う傾向の記事を書いたというようなことはありません。唯一思い当たる節があるとすれば、この頃にそれまで表示していたZenbackを試験的に止めたことくらいです。しかし、それはこのブログでも同じで、こちらには目に見える影響は出ていませんので、それが原因とも思えません。

調査

ネットを調べてみると、同じような現象に悩まされている方は結構いらっしゃるようです。それらの方々が書いた記事などを参考に調査を行ってみました。

ウェブマスターツールの確認

Googleに何らかのペナルティを受けると、ウェブマスターツールにそのメッセージが表示される場合があるそうです。そこで確認してみましたが、それらしいメッセージはありませんでした。

また、最近行われていると言われている手動によるスパムサイトのチェックに引っかかると、「検索トラフィック」のメニューにある「手動による対策」に表示されるとのこと。こちらも確認しましたが、「手動によるウェブスパム対策は見つかりませんでした。」という表示なので、問題ありません。

インデックス化の確認

Googleで「site:ブログのURL」と検索して、該当ブログが表示されるか確認します。トップページおよび各記事が検索結果として表示されましたので、問題なさそうです。にもかかわらず表示数が少ないということは、記事の順位が大幅に下げられている可能性が高いですね。

セーフブラウジング機能による確認

Googleのセーフブラウジング機能で、サイトが危険あるいは不適切な内容と判断されていないか確認します。やり方は、以下のURLにアクセスするだけです。

http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=ブログのURL

やってみましたが、特に問題のあるメッセージはありませんでした。ただ「Google は過去 90 日の間、このサイトを巡回していません。」という表示が出てやや気になりましたが、上のインデックス化のチェックで最近の記事も表示されましたので、多分大丈夫でしょう。

とりあえず待つ

というわけで何点か確認してみましたが、明確に「ここがまずい」という点は見つかりませんでした。

ただ、Googleから何らかのペナルティを受けている場合、30日あるいは90日で解除された、という例があるようです。実際に90日経ったら何もしていないのにアクセスが回復したと書かれている方もいらっしゃいました。

90日はちょっと長いですが、30日であればあと10日ほどです。とりあえずそこまでは記事を更新しながら待ってみようと思います。

もしそこまで待っても変化が無かった場合、ブログを改善してウェブマスターツールから再審査を依頼したら回復したという方もおられましたが、うちの場合は何を改善すればいいのかもわかりませんので、それも難しいです。

元々入手した電子書籍の情報に一言、二言添えた程度の内容なので、Googleに価値の低いブログだと判断されたと言われれば、そんな気もしてきます。更に90日後まで頑張ってみるかどうかは、またおいおい考えたいと思います。

追記) 2014/02/21
その後、あることをきっかけに検索アクセス数回復の兆候が現れ始めました。詳細は以下の記事をご参照ください。
Googleからの検索アクセス激減に改善の兆し

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