自分は現在、ドコモのAQUOS PHONE ZETA SH-02EというAndroidスマホを使用していますが、先月頃からバッテリーが異常に消耗するという現象が起き始めました。
バッテリー異常消費の発覚
SH-02Eは元々はバッテリーの保ちが良い機種で、通常の使い方なら無充電でも2日くらいは余裕で使い続けられる性能を持っています。
しかし自分はバッテリーが中途半端な状態になるのが嫌で、基本的に毎晩充電していました。このため、最初はバッテリーの異常消耗に気が付いていませんでした。
しかし、問題は先月8月の帰省時に発覚しました。今乗っている車はコスト節約のため、普段使わないカーナビを付けませんでした。替わりにスマホをナビとして使用するため、オフラインでも地図が参照できる地図アプリMapFan2014とスマホ用の車載ホルダなどを準備しました。
ところが実際にスマホでナビを始めると、1時間に20%というような異常な速さでバッテリーが減っていきます。一応、車載のチャージャーも準備していましたが、本体の異常発熱で途中から充電も受け付けられなくなりました。
今回はたまたま瀬戸大橋の高速料金節約のため、以前より早めに高速を降りて走り慣れていない下道を走っていましたので、これには焦りました。
結局、5時間ほどの運転を終えて実家に辿り着いた時には、残量は数%でバッテリー切れ寸前でした。
対処方法
その後、この問題についてネットで調べてみると、最近アップデートが行われた「Google Play開発者サービス」というGoogle純製のサービスが怪しそうです。
Android 4.4搭載スマホの異常バッテリー消費は最新版「Google Play開発者サービス」が原因かも : スマホ口コミ評価速報
こちらの記事ではAndroid 4.4搭載スマホの現象ということになっていますが、うちのSH-02EはAndroid 4.1.2なのでバージョンは違います。
しかしバッテリー監視アプリで調べてみると、「Google Play開発者サービス」を含む「Googleサービス」の消費電力が常時上位に入っていましたので、やはりこれが怪しそうです。
そこで、上の記事に書いてある応急処置方法の中でSH-02Eでもできそうな
- 「Google設定」→「広告」→「インタレストベースの広告をオプトアウト」にチェック
- 「セキュリティ」→「端末管理者」→「Androidデバイスマネージャー」のチェックを外す
などをやってみましたが、うちでは効果がありませんでした。
また他の記事で、「Google Play開発者サービス」を一度だけ強制終了すると発生しなくなるという記述もありましたので、これも試しましたがやはり効果がありませんでした。
結局、最後の手段として「Google Play開発者サービス」のアンインストールを行ってみました。ただ、このサービスはマップやカレンダーなどのGoogle純製アプリには必要なようで、それらを使うとインストールを促されますので、そこで再インストールを行いました。
このアンインストール→再インストールの手順を行った後、今のところはバッテリー異常消費の現象は収まったように見えています。
もう少し経過の観察は必要かもしれませんが、同様にお困りの方は一度試してみてください。