書き忘れていましたが、原油価格の下落に歯止めがかからない逆オイルショックと、それに端を発するロシアのルーブル急落などを受けて世界的な株安が進行する中、12月16日に個人型確定拠出年金の3回目のスイッチングに踏み切りました。
ブログなどを見ていると、経済的混乱を嫌ってポジションを手仕舞いする人もいる一方で、チャンスと見て株やETF、外国為替などを買い増した人もかなりいらっしゃるようですね。
あいかわらず動きが遅い確定拠出年金のスイッチング
前回の個人型確定拠出年金 2回目のスイッチング実施で、SBI証券の確定拠出年金のスイッチング指示の結果は以下のような一覧画面で確認できることを述べました。
ここで前回は気づいていなかったのですが、一覧表の上に「解約商品の明細を確認する場合は、受付番号をクリックしてください。」という記述があります。
そこで受付番号をクリックしてみると、実際に注文が約定されるのを待たなくても、いつスイッチング後の買付が完了するのかが確認できることがわかりました。
例えば日本株式のファンドの場合、以下のように表示されます。
外国株式のファンドの場合は、以下のようになります。
前回のスイッチングでは、スイッチング指示から日本株式ファンドが約定するまで6日、外国株式ファンドが約定するまで7日かかりましたが、今回は12月23日の天皇誕生日が挟まるので、外国株式ファンドの方は8日かかるようです。
それにしてもこの明細をみると、元のファンドの解約が約定してから資金が受け渡されるまでの間が一番時間がかかっていることがわかります。
確定拠出年金の仕組み上 やむを得ないことなのかもしれませんが、最近のジェットコースターのような株価の激しい動きの中では、このスローペースはもどかしいですね。
今回は完全に出遅れかも
実際の日経平均の動きで見てみると、12月8日から1週間余りで1,000円以上という急激な下げの後、底を打った12月17日の前日に指示を出すという、買いとしてはかなり良いタイミングでした。
しかしご覧のように、その後今週は下落を上回るようなペースでV字回復しましたので、来週の買付約定の頃には直近のピークを超えた価格になっている可能性も否定できません。
やはり確定拠出年金でこのような短期の値動きに対応するのはまず無理ですね。
今回のスイッチングで企業年金から移換した資金の約1/4を再び使用し、自由に動かせる資金は残りあと1/4となりました。移換資金によるスイッチングの機会も、残りあと1回程度です。
ここはせめて、年明けから株式が再び上昇トレンドに転じることを期待するしかありません。