AdSense リンクユニット広告の効果

お気づきの方もおられるかもしれませんが、少し前から当ブログでは、Google AdSenseの通常の広告ユニットに加えてリンクユニットの広告も表示しています。

AdSenseで1ページに表示することが許される広告ユニットは３つまでですが、リンクユニットはそれとは別に3つまで表示できますので、これで広告収益の増加が見込めるかどうかという実験です。

リンクユニットの作成

リンクユニットは通常の広告ユニットと同様、AdSenseの「広告の設定」画面にある「新しい広告ユニット」のボタンで作成することができます。

「新しい広告ユニット」ボタンを押して出てくる画面で、「広告サイズ」の「表示中」のドロップダウンボックスから「リンク広告」を選ぶと、リンクユニットの選択肢が表示されます。

またリンクユニットはテキストリンクのリストですので、配置場所の背景色とリンクユニットの背景色が異なっていると違和感があります。

そこで広告作成時に「テキスト広告のスタイル」で新しいスタイルを定義し、背景と広告タイトルにブログのものと同じ色を指定して設置場所に自然に溶け込むようにしました。

色は16進数で指定しますのでその値を調べる必要がありますが、Macの場合はアプリのユーティリティフォルダに入っている「Digital Color Meter」で調べることができます。

アプリを起動して色を調べたい箇所にマウスポインターを移動し、表示されるR・G・Bの３つの16進数の値2桁を連結して入力すればOKです。

なお値が10進数で表示されている場合は、メニューの「表示」→「値の表示」で16進数に切り替えることができます(値の先頭の”0x”というのが16進数の印です)。

リンクユニットの設置

今のところ、リンクユニットはサイドバーの検索ボックスの下に縦長型、記事の直下に横長型の２つを配置しています。

横長型は本当はブログタイトルの下辺りに置いてみたかったのですが、使っているテーマSimplicityの標準機能ではタイトル下への配置は無理でしたので、とりあえずここに置いてみました。

リンクユニットの効果

リンクユニットを設置したのは2月14日でしたので、それ以降のAdSenseの収益の中でリンクユニットからの収益が占める割合を計算してみると約3.4%でした。

驚くほどの値ではありませんが、置いておくだけで収益を3%水増ししてくれると思えば悪くありません。設置しておいても、作者にも読者にもそれほど邪魔にならないのも良いところです。

少なくとも、去年AdSenseのカスム検索エンジンを使ったブログ内検索ボックスを設置で書きました検索ボックスが設置以来全く収益を上げてくれる気配を見せないのに比べると、地味に働いてくれる憎いやつです。