mineo とうとう「mineoスイッチ」の提供時期を発表。料金プラン改訂も

自分はスマホをauのXperia Z3 SOL26に乗り換えたのに伴い、mineoのSIMがやって来たで書きましたように2月から格安SIMのmineoを使い始めました。

待ちに待った「ターボ機能」改め「mineoスイッチ」の提供

mineoの採用にあたっては、早くも始まったau MVNOの元祖 mineoの逆襲?で書きましたように、同じauのMVNOのUQ Mobileとの比較を行いました。

比較結果としては、料金・利便性などの観点から見てもほぼmineo一択の状況でしたが、もう1つmineoに期待させたのが基本データ容量(高速通信する容量)の利用を「ON/OFF」できる「ターボ機能」の提供予定でした。

去年12月の発表時点では「ターボ機能」は「来春より提供予定」とされていましたが、その後桜の季節になっても何の音沙汰もありませんでした。

どうなっているのかとヤキモキしていたところ、やっと提供時期の発表がありました。

mineo基本データ容量の増量および新プランの提供開始|プレスリリース|ケイ・オプティコム

提供開始は6月1日からの予定で、高速データ通信量節約アプリ「mineoスイッチ」としてAndroidおよびiOS向けに提供されるとのこと。

mineoスイッチ 提供開始

この期に及んで「システムの開発状況により、提供開始日が遅れる場合があります。」という注釈が付いているところは気になりますし、春というよりはもはや初夏と呼んだほうがよい時期になってしまいましたが、何とか無事提供の運びとなりそうなので安心しました。

料金プランの改訂も

また今回同時に料金プランの改訂も発表されています。

mineo料金プラン改訂

今回の変更点は

  • 「500MB」コース(700円)の新設
  • 「2GB」コース(980円)、「4GB」コース(1,580円)の各1GB容量増量

の2点です。

今回の改訂によりmineoは、auで他に選択肢が無いという消極的な選択理由以外に、純粋にコストパフォーマンス的に見てもドコモ系MVNOに迫るレベルに追い付きました。

特に業界最安レベルの「500MB」コースを700円で提供し始めるのには注目です。ドコモ系のMVNOでは料金引き下げに手を付ける会社は少なく、ひたすら容量拡張競争を繰り広げているのとは対照的で、思い切った施策といえるでしょう。

自分も3月1ヶ月の使用実績を見てみると結局数十MBしか使っていませんでした。まあこれは4月末からのゴールデンウィークにテザリングを使うのに備え、意識的に使用量を抑えて繰り越し容量を増やしていたというのもあるのですが。

いずれにしても、テザリング使用予定の無い月はこの最安の「500MB」コースで、テザリング使用予定の有る月は容量増量された「3GB」または「5GB」コースでと切り替えると共に上記の「mineoスイッチ」を併用することにより、より積極的なコスト管理ができそうです。

今回のmineoの料金改訂は2月に続き本年2回目ということで、動きが速いです。

競合しているようで結局横並びになってしまう大手キャリアとは違い、キャリアの壁を越えてまで価格・機能競争を繰り広げるMVNOの世界はやはり面白いですね。

今後も健全な競争によってサービスが改善されていくことを期待しています。

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