ゴールデンウィークで帰省して以来、新しく買い替えた新MacBookをじっくり使用していました。
MacBook Proから買い替え時の1つの不安点として、老眼でこの小さいディスプレイに耐えられるのかという点がありましたが、ある程度使いこなす目処がつきましたのでそのあたりについて書いてみます。
ディスプレイの解像度は「スペースを拡大」
まずディスプレイの解像度については、既定の設定の中では一番解像度が高い「スペースを拡大」(擬似解像度1440×900)を選択しました。
これによって標準設定よりも文字が小さくなり、老眼にとってはむしろ厳しい設定となります。しかし、ここは表示スペースの拡大による操作性の向上の方を優先しました。
擬似解像度1440×900は13インチMacBook Airの標準の表示解像度と同等ですので、このサイズのマシンの表示スペースとしては十分といえるでしょう。
文字表示は積極的にサイズを変更
この解像度にした場合、ブラウザなどでの文字表示はかなり小さくなる場合が多いです。
眼鏡を使用していればそのままでも読めなくはありませんが、やはり大量の文章を読んでいると目が疲れてきます。
そこで覚えた対策が、積極的に表示サイズを変更することです。
たとえばChromeやSafariなどのブラウザであれば、「Command + +」と「Command + ー」のショートカットキーで表示を拡大・縮小することができます(以下はSafariのメニュー)。
使ってみるとこれが案外快適で、字が小さくて読みにくかったブログ記事なども表示を1〜2段階拡大するだけで圧倒的に読み易くなります。
表示を元のサイズに戻すのも「Command + 0」のショートカットキーで簡単にできます。
ブラウザ以外についても、最近の多くのアプリは表示倍率の変更や使用フォントの選択機能が付いていますので、それらを使用することで文字サイズに関する不満はほとんど解消できました。
欲を言えば、Chromeはあるサイトで表示サイズを変更するとその設定をサイト毎に覚えておいてくれるようですがSafariはページを閉じると忘れてしまうようなので、Safariでもサイズ設定を記憶する機能を追加して欲しいところです。
長文を読むときには文字選択を併用
もう一つ今回覚えたのは、ブラウザなどで長文を読む時に文字選択を使用するということです。
ブラウザ上で長文を目視だけで読んでいると、スクロールしたタイミングなどで呼んでいた箇所を見失う場合があります。
しかし読んでいる文章を文字選択して反転表示にし、「Shift + ↓」キーで選択範囲を拡大しながら読んでいくと、読んでいる箇所を把握しやすくなります。
これでブラウザ上での長文が読み易くなりました。
以上のような対策により、老眼の出始めている50代でも新MacBook使用にかなり体が馴染んできました。
購入前は場合によっては外部ディスプレイを用意しなければならないかもと考えていましたが、それは杞憂に終わりそうです。
新MacBookには使う場所や姿勢を選ばないという独自のメリットも有りますので、今後も相棒として様々な場面で活用していきたいと思います。