昨日の賃貸契約時に加入する住宅保険の中身の続きです。
住宅保険の内容がどうなっいるのかはおおむね理解できましたので、とりあえず不動産屋に保険の切り替えが可能かどうか確認してみることにしました。
不動産屋への確認結果
電話で確認してみたところ、自分が選んだ保険に切り替えることは可能ということでした。
何らかの住宅保険(火災保険)に加入している必要はあるが、どの保険(特約)に最低いくら入っていなければならないというような条件も特に無いようでした。
ただし、保険を切り替えた場合は保険証書の写しをFAXなどで送付して欲しいとのこと。
また、最初に不動産屋経由で入った今の保険については、自分で保険会社に連絡して解約手続きを行って欲しいとのことでした。
乗り換え先の検討
ネットで調べたところ、オンラインで見積りができる賃貸向けの住宅保険(火災保険)がいくつか見つかりました。
実際に見積もってみると、調整できるのは家財保険の金額くらいで、他の特約などはほとんど調整できないパッケージ型の保険が多いようです。
私の場合、高額な家財は有りませんのでできるだけ家財保険を圧縮して保険料を安くする方向で見積もってみると、以下のようになりました。
1年保険料(円) | 家財保険(万円) | 借家人賠償責任(万円) | 個人賠償責任(万円) | 修理費用(万円) | 地震保険(万円) | |
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日新火災 お部屋を借りるときの保険 | 4,000 | 100 | 2,000 | 10,000 | 300 | ー |
全労済 住まいる共済 | 7,150 | 300 | 2,000 | 10,000 | 60 | ー |
7,700 | 300 | 2,000 | 10,000 | 60 | 60 | |
エイ・ワン 賃貸入居者 あんしん総合保険 | 5,500 | 68 | 1,000 | 1,000 | 100 | ー |
アソシア わが家の保険 | 6,000 | 183 | 1,000 | 1,000 | 100 | ー |
ジェイアイ くらし安心総合保険 | 6,000 | 185 | 合計2,000 | 100 | ー | |
6,800 | 185 | 合計2,000 | 100 | 68 |
昨日の記事でも書きましたが、注目すべきは特約の賠償責任の保険金額です。
借家人賠償責任は最悪の事態を考えると1,000万円ではやや心もとなく、できれば2,000万円は欲しいところです。
また個人賠償責任については、住居に関することだけであれば1,000万円でも十分そうですが、一般的に自転車乗車時の人身事故の補償なども考慮にいれると、できれば1億円は欲しいところです。
これらのことを前提とすると、候補として残るのは日新火災の「お部屋を借りるときの保険」と全労済の「住まいる共済」です。
「住まいる共済」は特約の有無が細かく選べたり地震保険の加入も選べるなど自由度が高く、使い勝手が良い保険となっています。
ただ、いかんせん家財保険の最低額が300万円までしか選べないため、結果的に保険料が候補の中で最も高くなってしまっています。
地震保険がどうしても欲しければこちらを選ぶしかありませんが、万一の地震の時でも補償額が最大60万円しかないことを考えると、毎年かなり割高な保険料を払ってまでこれにこだわる必要も無いかという気がしてきました。
したがって、私の場合はコスト優先で日新火災の「お部屋を借りるときの保険」を選ぶことになりそうです。
現在入っている保険の保険料が2年で約1万8千円ですので、これで保険料が半分以下に節約できることになります。更に支払いがクレジットカードになりますので、その分のポイントも稼げます。
またこれに個人賠償責任の特約が含まれますので、自動車保険の方から個人賠償責任特約を外すことで更に千円ほど節約できそうです。
「お部屋を借りるときの保険」は加入手続きを全てオンラインで済ませられそうですので、現在加入中の保険の解約手続きと合わせて加入手続きを進めたいと思います。