日経平均21年ぶりの急騰を受けて現在の資産状況

昨日の日経平均の上げっぷりはすごかったですね。終値で1,343円高の18,770円ということで、21年7カ月ぶり、史上6番目の上げ幅だそうです。

21年前といえば私が最後に辞めた会社に転職する前で、最初に就職した会社にのほほんと勤めていた頃です。その頃は資産運用のことなどほとんど何も考えていませんでしたので、見たこともない上げ幅と感じるのも無理はありません。

チャイナショック開始後からの資産状況確認

もっとも一夜明けた今日はまた下げ幅が一時800円を越え、終値も470円安の18,299円ということで、相変わらずの乱高下です。

こうなりますと、いったいどのタイミングで資産状況をブログに書けばよいのかよくわからなくなってきますが、歴史的な上げの後ということで一度このタイミングでチャイナショック後からの資産状況を確認しておきます。

以下がマネーフォワードで見ました資産 時系列推移の直近1ヶ月のグラフです。

チャイナショック後の資産推移 1ヶ月

8月17日の月曜日に直近のピーク値をつけたところからチャイナショックが始まり、その週末の暴落を経て8月25日に一旦資産残高の落ち込みが底を打ったかに見えました。

しかしその後も少し上がったかと思えばまた下げるという乱高下を繰り返し、9月8日にはとうとう8月25日に付けた底値を更に割り込みました。

9月10日には北海道旅行で使った分を含むリクルートカードプラスの引き落としもありますので、これは相当の資産残高の落ち込みを覚悟しなければと思っていたところに訪れたのが昨日9月9日の歴史的な高騰です。

しかしグラフで見ると、この21年ぶりの高騰もわずかな回復の兆しくらいにしか見えませんね。

無リスク資産の比率が重要

さて、もう少し長期的な傾向を見るためにグラフのスパンを1年に伸ばし、またピークとボトムに横線を引いてみます。

チャイナショック後の資産推移 1年

これを見ますと今週の状況は1年来の底値に近づいていることがわかります。一方昨日の歴史的高騰は、このグラフではよく見ないとわからないくらいのレベルです。

正直言ってここから更に下落が始まるのか回復に向かうのかはよくわかりませんが、グラフを見る限りではまだ回復基調とは言えないようですね。

しかし変動がこれくらいの範囲に納まり、チャイナショックの乱高下の中にあってもある程度落ち着いて見ていられるのは、資産の中に約半分の比率で無リスク資産が含まれているためです。

やはり世界的な経済の連動性が高まっている現状では、リスクを抑えるには分散投資もさることながら無リスク資産の比率が重要です。

今回のチャイナショックを受けてあまり心穏やかで居られない方は、一度リスク資産と無リスク資産の比率を見直してみるのも良いかもしれませんよ。

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