以前に無線LANルーター バッファロー WSR-1166DHP到着で書きましたバッファローの無線LANルーターWSR-1166DHPですが、最近になってWiFi接続に問題が発生するようになりました。
最近起き始めた問題
問題というのは、MacBookからのWiFi接続が度々切れるというものです。最近は1日に1回は切れるというような状況になっていました。
しばらく経って再接続すると問題無く繋がるのですが、うちの場合はUSBデバイスサーバー DS-510購入で書きましたデバイスサーバーを使用しています。
MacBookとこのデバイスサーバーはWiFiでつながっていますので、WiFiが一旦切れるとデバイスサーバー経由で接続していたディスクのマウントが外れてしまい、MacBookを再起動しないと回復できないという厄介な状況になりますので、影響がより深刻です。
ファームウェアを更新したらもっとひどい状況に
この点、何とかならないかとバッファローのサイトを確認してみたところ、新しいファームウェア Ver.1.08が出ていることに気が付きました。
早速これを適用してみたのですが、なんとこれで状況が更に悪化してしまいました。
まず、MacBookのWiFiが切れる頻度が1日に数回に上昇しました。
更に、WiFiで接続しているスマホのXperia Z3が定期的に再起動を繰り返す、という謎の現象まで起こり始めました。こちらはルーターが原因という確証はありませんが、今まで見たことがない現象でファームウェア更新直後から起き始めましたので、疑いは濃厚です。
ファームウェアを巻き戻し
ネットで調べてみると、ファームウェアのVer.1.07, 1.08は不安定だという情報が出てきました。
例)価格.com – バッファロー AirStation HighPower Giga WSR-1166DHP のクチコミ掲示板
そこで手動でファームウェアのバージョンを1.06に巻き戻してみることにしました。
手順としてはまず、バッファローのダウンロードサイトからVer.1.06のファイルをダウンロードして解凍します。
WSR-1166DHP管理画面の「ファームウェア更新」のページで、「ファームウェアファイル名」の箇所に解凍してできたフォルダ内の「wsr1166dhp_jp_106」というファイルを指定し、「更新実行」のボタンを押します。
これで本体のLEDが点滅し始め、それが停止すれば更新終了です。
なおこれは古いバージョンに巻き戻した場合だけだと思いますが、WSR-1166DHP内の管理者パスワードやPPPoEのInternet接続設定など、全ての設定が綺麗サッパリ初期化されてしまいました。
従ってファームウェアの巻き戻しを行う前に、管理画面で設定をファイルに保存しておくことをお勧めします(私はやっていませんでしたので、一から全て設定し直すことになりました)。
巻き戻し結果
巻き戻した結果ですが、まだ1日ほどしか観察していないものの、MacBookのWiFiが切断される現象は発生していません。
またXperia Z3が再起動する現象も起きなくなりました。
というわけで、今のところ非常に安定しています。
今まで無線LANルーターが不安定などのトラブルについてはネットでは話を見かけるものの、自分で直接遭遇したことはありませんでした。
このため、そういうトラブルはあるとしてもレアなケースなのだろうと考え、ファームウェアも新しいものを見つけたらガンガン更新していましたが、今後はもう少し慎重になったほうがよさそうだと考えを改めました。