確定拠出年金を掛金配分見直しでリバランス

以前から何回か書いていますように、私は現在SBI証券で個人型確定拠出年金の積立てを行っています。

現状の投資対象は確定拠出年金の非課税のメリットを活かすため、以下のように利益を見込める世界に分散した株式としています(当然その分リスクもありますが)。

  • 日本株式 40%
  • 先進国株式 40%
  • 新興国株式 10%
  • グローバル中小型株式 10%

日本株低迷による資産比率のズレが気になる

積立て開始後しばらくは辞めた会社の企業年金から定期預金に移管された資金が若干ありましたので、それを部分的にスイッチングすることで何回かリバランスを行いました。

しかしそれが終った後は、ただ淡々と毎月決まった比率で積立てるだけの日々でした。

ところが今年始め頃からの日本株の低迷で日本株式の比率が低下し、投資比率が想定とかなりズレてしまったことが気になっていました。

このズレを補正するには他の資産を売って日本株を買い付けるスイッチングでリバランスを行えばいいのですが、変化が激しい最近の市場状況でレスポンスの遅い確定拠出年金のスイッチングを使うのはかなり勇気が要ります。

掛金配分見直しでリバランス

しかしよく考えてみると、毎月積立てを行っているわけですから、掛金配分を見直すことでもリバランスが行えるはずです。

最近はこの確定拠出年金を除いては積立という行為とすっかりご無沙汰していましたので、頭の中からその発想が抜け落ちていました。

そこで確定拠出年金の掛金配分設定の画面を見てみると、今月であれば今日5月13日までに変更を行えば、今月の05月18日の拠出分より反映されるとのこと。

掛金配分変更

この変更の締切日は毎月微妙に変わるようですが、動きの遅い確定拠出年金にしては小回りが効く方だと思います。

早速想定比率からのズレを打ち消すには掛金配分をどれくらい見なおせばいいのかをExcelで計算し、変更を行いました。

なお1回の積立てで全てのズレを補正しようとすると

  • 日本株式 80%
  • 先進国株式 10%
  • 新興国株式 10%
  • グローバル中小型株式 0%

というような極端な掛金比率にしなければならない計算でした。

しかし現在の市況では5日も経てばまた状況が大きく変わっている可能性もありますので、日本株の比率は60%程度に留めておくことにしました。

積立ては毎月行うわけですから、1回でズレが吸収できなければ、また次回以降で補正していいけばいいわけですしね。

スポンサーリンク

フォローする

おすすめトピック(一部広告あり)

おすすめトピック(一部広告あり)