先日Fire HD 8にGoogle Playのアプリをインストールする方法でFire HD 8に楽天Koboのアプリをインストールできたという話を書きました。
しかしその後使っているうちに、このFire HD 8上の楽天Koboアプリは何点か想定外の動きをすることがわかってきました。
楽天koboの書籍データはSDカードに入っていなかった
Fire HD 8のSDカードには何が格納できるのか?で楽天koboアプリをSDカードにインストールすれば書籍データもSDカードに格納されると書きました。
これは設定のアプリ情報を見るとダウンロードした書籍データが「SDカードのデータ」に入っているようでしたのでそう判断したのですが、実はこれが誤りでした。
一通りFire HD 8のセットアップが終わった後ストレージの状態をチェックすると、ほとんど使用していないはずの内部ストレージの空き容量が半分くらいに減っていることを発見しました(約10GB→約5GB)。
何が容量を食っているのかと内部ストレージ内のフォルダの大きさをチェックして行くと、楽天koboアプリのデータフォルダが膨れ上がっていることがわかりました。
Fire HD 8ではアプリの利便性を図るためか内部ストレージでエミュレートした仮想のSDカードsdcard0と本物のSDカードであるsdcard1が提供されています。
そのせいかアプリ情報のストレージの使用状況の表示では、実際には内部ストレージにある楽天koboアプリのデータが「SDカードのデータ」としてカウントされてしまうようです。
Fire HD 8を再起動すると楽天koboのダウンロードデータが消える
もう1つ困ったことはFire HD 8を再起動すると、楽天koboアプリでダウンロードしたはずのデータが消えてしまうことです。
厳密にはストレージの使用量は減っていませんのでデータ自体は残っているようなのですが、それがアプリから認識できなくなっているようです。
結果としてこの状態になった楽天koboアプリでダウンロードした書籍を開こうとすると、再度ダウンロードが始まってしまいます。これでは安心して外に持ち出すことができません。
これについては試行錯誤の結果、SDカードにインストールしていたアプリをタブレット側に移動すると発生しなくなることがわかりました。
というわけで、結局楽天koboアプリについてはアプリもデータも内部ストレージに置くことになりました。
容量を食うTwonky Beamの持ち出しダウンロードも内部ストレージしか使えませんので、これらを併用すると内部ストレージがすぐにいっぱいになってしまいそうです。
しかし録画データのダウンロードについては引き続きiPhoneを使うことに決めましたので、Fire HD 8の内部ストレージはほぼ楽天koboアプリ専用とすることで、何とか電子書籍・動画観賞用端末として運用することができそうです。