最近、突然プライバシーポリシーを変更しようとしてCEOによる撤回騒動にまで発展したことで話題になりましたオンラインノートサービスEvernoteですが、私は未だに愛用しています。
Evernoteベーシックで粘ってみたが
このEvernoteですが今年半ばの料金値上げ以降は、値上げに対抗、Evernoteプレミアムパックを極限まで使い切るなどで書きましたようにプレミアムパックを一応購入したものの、極力それは使わずに無料のEvernoteベーシックで粘ってみる運用を試行していました。
Evernoteはベーシックで十分だったで書きましたように、しばらくはそれでもほぼ問題なく運用できていたのですが、最近また状況が変わってきました。
MacBookとFire HD 8の2台体制で状況に変化が
状況が変わった主要因は、日常で使う端末としてMacBook以外にFire HD 8が加わったことです。
元々コンテンツ専用端末にするつもりで買ったFire HD 8ですが、最近はRSSによるブログ参照やメールチェック、Pocketの購読など、日常のネット作業のかなりの部分をこちらで行うようになっています。
そこそこ軽いレスポンスで動くのに加えて、手に持って使えるのでメガネなしで使用できることとブルーライトをカットするBlue Shade機能があることで、こちらの方が目への負担がかなり少ないためです。
そうなるとEvernoteもFire HD 8で使いたくなるのが人情です。
Evernoteプレミアムに復帰
しかしEvernoteベーシックにはデータを同期できる端末が2 台までという制限があります。今まではMacBookとメインスマホのiPhoneに同期していましたが、ここにFire HD 8が入ってくるとiPhoneを諦めざるを得ません。
まあEvernoteはベーシックで十分だったで書きましたようにノートブックを参照用アカウントと共用し、そちらのアカウントで無理やり参照するという技もあるにはあるのですが、運用がやや煩雑になります。
せっかく3年分のプレミアムパックも買ってしまったことですし、ここは素直にEvernoteプレミアムに復帰することにしました。現状はすでにプレミアムを有効化し、以下の端末設定画面のようにMacBook、Fire HD 8に加えてiPhoneとXeria Z3の2台のスマホを追加して合計4台と同期する体制となっています。
ただしスマホでのEvernote参照は帰省や旅行などの長期外出時以外にはあまりニーズがありません。そこで最後の抵抗として、プレミアムパックで入手したポイント3年分は一気には使用せず、必要になった時点で1ヶ月分ずつプレミアムを有効にしていこうと考えています。
プレミアムが切れると4台体制のままではアプリが使えなくなりますが、その時は上記の端末設定画面で2台のスマホのアクセスを取り消せばいいだけです。そしてまたスマホアクセスが必要になった時点でプレミアムを有効化します。
これにより元々3年分のポイントが1.5倍から2倍くらいの期間保つのではないかと予想しています。Evernoteが数年後にどうなっているかも定かではありませんので、すでに持っている分でそれくらい保てば十分元は取ったと言えるでしょう。