Fire HD 8 ポータブル図書館化計画

ちょっと前に2年以上前に買ったmicro SDカードが破損。ダメ元でお店に相談したら返金してくれるようだで書きました件ですが、本当に代金が返金されました。

128GB micro SDカードが2枚に増殖

問題の128GB micro SDカードは買った時点では約4,000円でしたが、今は相場が2,000円前後まで落ちています。

今までは128GBのカードが1枚しかありませんでしたので録画した番組をダウンロードして観るFire HD 10に挿していましたが、この返金を元手に128GB micro SDカードを2枚に買い増すことにしました。

1枚は今まで通りFire HD 10に挿し、もう1枚はほぼ電子書籍専用端末になっていますFire HD 8に挿します。

Fire HD 8をポータブル図書館化

Fire HD 8には今までは余りものの32GBのカードを挿していましたので、大量のコミックなどを格納するには少し力不足でした。

しかしこの128GBカードで広大な空き容量が手に入りましたので、今まで無料公開などで入手して読んでいなかった大量のコミック類などを全てダウンロードし、いつでもどこでも読めるようにするFire HD 8のポータブル図書館化計画を発動しすることにしました。

挙動不審のKindleアプリが行く手を阻む

しかし事はすんなりとは進みませんでした。

私が電子書籍ストアの中で一番コミックを大量に保持しているのはKindleなわけですが、Fire HD 8に組み込まれています純正のKindleアプリの挙動がどうにも怪しいのです。

Fire HD 8はSDカードへの電子書籍のダウンロードに対応しており、実際に設定で「SDカードにダウンロード」を選んでおくと書籍データはSDカードに格納されているようです。

しかし大量の電子書籍をダウンロードしていくと、なぜか次々と既にダウンロードしたはずの書籍が未ダウンロード状態に戻っていってしまうのです。

最初は一時的な不具合かと思い何度もダウンロードを繰り返しましたが、いくらやってもダウンロードしたデータが消える現象は治まりませんでした。

ネットを検索すると同様の現象に悩まされている人が結構いるようですが、原因は不明で根本的な対処法も見つかりませんでした。

Fireタブレットのことを一番分かっているはずのAmazonが作った純正のKindleアプリでのこの挙動は、どうにも納得がいきません。

メインを楽天Koboに切り替え

しかし愚痴っていてもしょうがありませんので、電子書籍のメインアプリを楽天Koboに切り替えることにしました。KoboアプリもデータをSDカードに保存するオプションが追加されましたので、今回の用途に使えるはずです。

幸いKindleで無料で公開されています書籍の多くが楽天Koboでも無料公開されていましたので、見つかったものはKoboの方に切り替えました。

そしてKindleにしか無い書籍については、直近読みそうなものだけをKindleアプリにダウンロードしておくことにします。

楽天Koboのアプリの方も、一旦回線が切れると全てのダウンロード指定が解除されてしまうなど不自由な点はありますが、今のところダウンロードが完了した書籍データが消えてしまうというような現象は起きていません。

細かい使い勝手よりもダウンロードしたデータが消えないという超基本がしっかりしていることが、WiMAXの遅くて容量も制限されている回線を利用しているうちでは重要です。

AmazonはせっかくFireタブレットでKindleに引き込んだ電子書籍ユーザーがアプリの不具合で逃げてしまっていることを認識し、早いところ手を打ってほしいものです。

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