先週はKindleで11月6日までの期間限定無料公開マンガが一気に10冊以上公開され、慌ただしい週となりました。
毎度のごとく消化に励みましたが、公開日最後の夜になっても、まだ読んでいない本が2冊ほど残っているという状況に追い込まれてしまいました。
今日はこんなときどうするか、というお話です。
Kindleが期間限定公開書籍を読めなくする仕組み
Kindleにダウンロードしている期間限定公開書籍が期限を迎えた場合、時刻が期限を超えた時点で即座に読めなくなるわけではありません。
Kindleの挙動を見ていると、期限を越えた後にネットワークを介してサーバーとデータ同期をとった段階で、期限切れを示す書籍データがダウンロードされ、それが元の書籍データを上書きすることで読めなくなるようです。
期限を迎えた書籍をもうしばらく読めるようにするには
通常、期限が切れた期間限定無料書籍については、読むのを諦めるか有償で再公開された書籍を購入するかの二択を選択することになります。
しかし、「買うほどではないけど是非読みたい、せめてあと1日猶予があれば。。。」というような状況も時にはあるかと思います。
こういうとき、第三の手段として考えられるのが、Kindleのネットワーク接続を切断してしまう方法です。
上記のように、公開期限を迎えた書籍データはサーバーから送られてくる新しいデータで上書きされることで読み取り不可になりますので、そもそもネットワークを切断してしまえば上書きされない、つまり読める状態がキープされることになります。
具体的手順としては、Kindleの機内モードをオンにします(以下はKindle Paperwhiteの機内モード設定画面)。
なお、これをやると当然新しく購入した書籍データなどもダウンロードされなくなりますが、そこは先に期限の切れた書籍を読んでしまってから機内モードを解除することで対処してください。
Kindleアプリでも可能だが
このテクニックはKindle Paperwhiteなどの専用リーダー機以外に、スマホやタブレット上のKindleアプリでも一応使用できます。しかし通常、スマホやタブレットには電子書籍以外にも用途がありますので、ネットワークを切断したまま使用するのはかなり困難かと思われます。
その点、用途が電子書籍に特化された専用リーダーの場合には、読む順番を考えて必要書籍さえダウンロードしておけば、あとはネットワークを切断していてもそれほど不都合が発生しません。
この点でも、Kindle Paperwhiteなどの専用リーダーを1台持っておくことは、電子書籍に関する柔軟な運用が可能になりますのでお勧めです。