AIやロボットに食わせてもらいたいなぁ

最近人工知能関連の話題が増えてきていますが、それに伴って「現在ある仕事の○○%は10年以内にAIやロボットに取って代わられる」なんて話もまことしやかに語られるようになってきましたね。

セミリタイアブログ界隈でも色々と語られています。

人類の究極の目標とベーシックインカム | 貧乏セミリタイア生活。働かない日々。

「ロボットやAIに仕事を奪われる」んじゃなくて「ロボットやAIがイヤな仕事をやってくれる」んじゃないのかな

これらを読んで、自分もちょっと妄想してみました。

理想は個人で鵜飼い

個人的に理想なのは「鵜飼い」ですかね。鵜の代わりにAIやロボットに働いてもらってその上前だけはねると。

より具体的には、パーマンのコピーロボットに働きに出てもらって、お給料をもってきてもらうイメージ。

これが実現できれば、国とか組織に依存しなくても悠々自適の生活ができますね。ただ現状はテクノロジーがそこまでは進歩していません。

現状で一番現実的なのは、AIやロボットとは直接関係ありませんが、不動産や株式などの投資資産に働いてもらって不労所得を得ることでしょうか。

あえてAI・ロボットと絡めて考えると、コンピューターによるシステムトレードあたりが一番現実味があるかもしれません。

しかしこれらはその分野でそれなりの才能に恵まれている人でなければ、食っていけるほどには稼げないか、最悪逆に損をする可能性も十分にあります。

個人的に無リスクの範囲で試してみたのは昔やったビットコインのマイニングくらいですが、かかった電気代も稼げないという結果に終わりました。

やはりそうそう美味しい話は転がっていませんね。ブログはちょっとだけ稼いでくれていますが、これもそれなりに労力を投入していますし。

国家レベルで理想郷作り?

そうなりますと、人が働かなくても生きていける世界を作れるとしたら、国家レベルのプロジェクトなのかもしれません。

国家じゃなくて企業という可能性も無くはありませんが、企業の場合はどうしても自分の利益の追求を優先しますので、内部留保をどんどん貯め込む最近の世界的大企業の動向を見ても望みは薄そうです。

国が音頭をとって優秀なAI・ロボットを開発し、企業がそれらを活用して稼いだ利益を法人税で吸い上げて国民に分配する、というのがオーソドックスなパターンでしょうか。

AI・ロボットとは関係ありませんが、天然資源の莫大な利益を背景にほとんど働かなくても生きていける社会福祉を実現したケースは稀ながらあるみたいですね。

しかし、そういうケースは資源の切れ目が縁の切れ目です。資源が枯渇した後に待っているのは財政破綻しかありません。

AIやロボットであれば枯渇はしませんが、国家間の競争というものはあります。他国がより安くて優秀な機械を開発してシェアを奪いに来れば、やはり破綻の可能性は出てくるでしょう。

ってわけで、結局世界中の人が働かずに暮らしていける社会が実現されるとしたら、「地球連邦政府」が樹立された後なのかもしれないですねw。

そこまで行った時に人々が暮らす世界が、自由に遊び暮らせるユートピアなのか、それとも映画「マトリックス」のようにただ培養カプセルの中で生かされるだけのデストピアなのかはよくわかりませんが。

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