私のメインの投資先である投資信託については、去年末にFOMCの結果を見て投信リバランス実施で書きましたリバランスを行って以来、ほったらかしの日々が続いていました。
ほったらかしでも一応資産残高が大台超えで書きましたように資産残高は退職後の最高値記録を更新してくれていたりしまして、このあたりの手軽さはインデックスファンドによる分散投資という手法のありがたいところです。
米国株高によりリバランスへ
しかし上がり続ける米国株の影響により、とうとう海外株式クラスの比率が想定投資比率からの乖離率5%以上というリバランス条件に到達しました。
以下はNYダウの直近2年間のチャート(SBI証券から引用)ですが、トランプ政権の発足以降、何だかんだとゴタゴタしながらも米国株は上がり続けていますね。
一方、日経平均の2年チャート(同じくSBI証券から引用)の方も、今年4月頃には北朝鮮の地政学リスク上昇などを受けて一時下落していましたが、現状は2万円に迫るところまで回復してきています。
これらにより、今回のリバランスは株式クラスを売ってその他の債権などのクラスを買う株式売り・債券買い型のリバランスとなりました。
リバランス内容
今回の具体的なリバラスの売買内容は以下の通りです。
- 売却
- 日本株式:-約2%
- 海外株式:-約9%
- 購入
- 日本債券:+約5%
- 海外債券:+約3%
- 海外REIT:+約3%
やはり米国株の伸びが突出していますので、日本株の方の売却量は相対的に低くなりました。
以下で書きました前々回(2016年10月)と前回(2016年12月)のリバランスに続き、これで3回連続株式売り・債券買い型のリバランスを行ったことになります。
最近は北朝鮮の地政学リスクも再び上昇してきていますし、トランプ政権内部から聞こえてくる軋みも次第に大きくなっています。
さしもの米国株もそろそろ一度調整が入るのではないかという気もしますが、はたしてどうなりますでしょうか。
なお、そろそろリスク資産と無リスク資産のリバランスが必要かで次のリバランス時は高いクラスを一方的に売るノーバイリバランスを考えてみようかと書いていましたが、以下のような理由により今回は売買を伴う普通のリバランスとしておきました。
- 株式売り・債券買い型で比較的安定性を増す方向のリバランスであること
- 持株会の株式が上昇傾向であり、無リスク資産を増やすならできればこちらの売却を優先させたいこと
米国株、先進国株の調整はいったいいつのことやら、そろそろと言い始めてもう2年って感じです。
僕は現金比率を目標の3割で維持できているのであとはREIT売りをして株を買って行くだけですが、そろそろ大きな波が欲しいですねえ。