久しぶりにマネーフォワードで資産状況をチェックしてみたところ、資産の内訳が以下のようになっていました。
預金・現金 | 21% |
株式(現物) | 20% |
投資信託 | 24% |
債券 | 26% |
年金 | 8% |
その他 | 1% |
リスク資産の比率が増加傾向
「株式(現物)」は勤めていた時に持株会で買った株式がほとんどで、「投資信託」はSBI証券で買っている国内外の株式・債権インデックスファンドなど、「債権」は変動10年の個人向け国債が主で、年金は国内外の株式インデックスファンドを積み立てしている個人向け確定拠出年金です。
そうすると無リスク資産は「預金・現金」と「債券」を合わせて比率は47%、残りの53%がリスク資産ということになります。私の場合リスク資産と無リスク資産の比率は1:1を目標としていますので、リスク資産をやや持ち過ぎている状況です。
退職直後はわずかばかりながら退職金が出たり雇用保険をもらったりであまり無リスク資産の比率が下がりませんでしたが、さすがに収入の少ないリタイア生活を4年も続けていると預金・現金が減っていきますね。
リスク資産と無リスク資産のリバランスを考える
それでも資産全体としてみると総額があまり減っていないのが救いではありますが、やはりこの歳からリスク資産の比率がさらに増加していく傾向をこのまま放置しておくのはまずい気もしてきました。
今までリスク資産内のクラス間でのリバランスは何度も考えて実施してきたのですが、そろそろリスク資産と無リスク資産間のリバランスも考えた方が良さそうです。
私の場合、リスク資産を減らして無リスク資産を増やす方策としては、以下の2つが考えられます。
- 持株会の株式をもっと大量に売却する
- SBI証券の投資信託を売却する
持株会の株式は今までも定期的に売却してきましたが、リスクを減らすという面ではこれをもっと加速させた方が効果的です。しかし、このところ日本株の動きが今ひとつパッとしませんので、売り時が難しいのですよね。
とりあえず両方のタイミングを伺いつつ、投資信託のリバランスが必要なタイミングが来たら、次はクラス間での売買でリバランスするのではなく、高いクラスを一方的に売ることでクラス比率を調整すると同時に無リスク資産比率も高めることを考えてみようかと思います。
ノーセルリバランスならぬノーバイリバランスという感じですね。いずれ資産の取り崩しによる完全な老後生活に入ったらそういう投資信託の売り方もあるのだろうなと漠然と考えていましたが、資産比率を保つことを考えると思ったよりも早くそのタイミングが訪れることになりそうです。
僕の場合インフレ懸念も想定すると逆に現金をあまり持っていたくないなと思っています。
そういう意味では現金もリスク資産ですね。
今現在26%の現金を持っていて、これ以上はあまり増やしたくないですね、でも来月も何か売っていこうとは思っていますが。。。