先日hontoで「小説 君の名は。」購入などで書きましたように、また新しい電子書籍ストアのhontoやBOOK☆WALKERに手を出し始めてしまいました。
また最近Google Playが時々割引クーポンを送ってきますので、こちらも何か読みたい電子書籍でも見つかれば買ってみようかな、などと思っています。
分散する電子書籍ストア
割引で電子書籍が安く買えるのは有り難いのですが、これで使っている電子書籍ストアが従来から使っていたKindle、楽天Kobo、BookLive!の3店から5店に分散してしまいました(Google Playにも手を出せば6店)。
最近はFire HD 8に電子書籍ストアのアプリを全てインストールし、読む端末はこれに統一していますので、読んでいる分にはストアが分散していてもそれほど苦にはなりません。
しかしストアが分散したまま電子書籍を買い続けていますと、「あの本どこのストアにあったっけ?」なんてことがだんだん増えてきます。
また今のところはまだ大丈夫ですが、そのうちあるストアで既に買っている書籍を他のストアでも買ってしまう、などという事故も起きかねません。
アプリReadeeで蔵書管理
このような問題を避けるためには、複数の電子書籍ストアにまたがって使用できる蔵書管理の仕組みが必要になります。
何か良いソフトが無いかと探していると、楽天が提供しているReadeeというアプリが見つかりました。
カンタン読書記録と本棚管理 Readee – App Store
上のリンクはiOSアプリですが、Android版もリリースされています。
同様な蔵書管理のアプリやサービスはいくつかあるようですが、このアプリの優れているところは簡単なキーワード検索で書籍を検索し、その情報を用いて手軽に書籍を登録できるところです。
また私は今のところ使用していませんが、本のバーコードをスキャンして書籍情報を取り込む機能もありますので、紙の本の蔵書管理も簡単にできます。
本のタイトルや著者名を正確に手打ちするのって案外面倒なんですよね。このアプリならその必要はほとんどありません。
取り込んだ書籍情報については未読・読書中・既読などのステータスが管理できますし、任意のタグがつけられますので、それでどこの電子書籍ストアで買った書籍なのかなども管理できます。
また星5つまでの評価をつけたり、メモを書き残すことなどもできます。
更に新しい本棚を追加することもできますので、用途によって複数の本棚で使い分けることも可能です(例えば電子書籍ストア別、あるいは紙の書籍と電子書籍など)。
ちなみに楽天の提供しているアプリだけあって、楽天ブックス・Koboとの連携を設定しておけばそちらで買った書籍は自動登録されるはずなのですが、これについてはうちではうまく動かないようでした。
あとこの手のデータベース系のアプリを利用していてよく問題になるのは、データの永続性の問題です。スマホの故障や買い替えなどで機種変更をしたときに登録したデータをちゃんと引き継げるかどうかということです。
その点についても、このアプリはDropBoxへのデータのエクスポートとインポートをサポートしていますので、これでバックアップをちゃんと取っておけば問題無さそうです。
というわけで、これからはこのReadeeで分散しがちの電子書籍の蔵書をしっかり管理していきます。