先日とうとうFire HD 10にGoogle Playをインストールで書きましたようにFire HD 10でGoogle Playを使えるようにしましたので、アプリに関する自由度がグッと増しました。
しかしそんな環境改善の裏で実は思わぬことが起こっていました。
Fire HD 10専用のFire OS 5.6.0.0アップデート
それは11月5日にFire HD 10に突然やってきましたFire OSの5.6.0.0へのアップデートによるものです。
このアップデートは平行して使用していますFire HD 8の方には来ていませんので、どうもFire HD 10専用のようです。
表面上は特に問題のないアップデートでしたが、実はマニアには少し困った変更点が含まれていました。
野良アプリのインストールができない
それは外部からAPKファイルで持ってきた野良アプリのインストールができなくなっているということです。
私も実際に試してみましたが、APKファイルをインストールしようとすると、以下のようにインストーラーの画面下部の「インストール」の文字がグレーアウトしており、押せなくなっています。
この現象はセキュリティの設定で「不明ソースからのアプリ」を許可していても変わりません。
これでは先日とうとうFire HD 10にGoogle Playをインストールで書きましたGoogle Playのインストール方法が使えませんし、Fire HD 8にGoogle Playのアプリをインストールする方法で書きましたように他のアプリをAPKファイルで持ってくる手法も使えません。
幸い私はこのアップデートが当たる直前にGoogle Playのインストールを終えており、アップデート後もGoogle Play経由では普通にアプリがインストールできるようですので大きな影響は受けませんでしたが、タイミング的には間一髪でした。
現状は回避策あり
本件についてはネット上でも少し騒ぎになっており、Amazonに問い合わせしたという強者もいたようですが、幸い回避策が発見されています。
それは上記の「インストール」の文字がグレーアウトしている画面を出したのち、画面下のアプリ履歴ボタン(□ボタン)を押してアプリ履歴を表示してから元の画面に戻ると、グレーアウトが解除されるというものです。
私も試してみたところ、確かに「インストール」の文字がオレンジに戻りました。
この動作がバグなのか仕様なのかはよくわかりませんが、とりあえず現状はこの手で回避ができそうです。
ただ、FireタブレットでAmazonのアプリストア以外のアプリを使うというのは基本的にイレギュラーな使い方であり、いつ何があってもおかしくないという点はやはり肝に銘じておいた方がよさそうですね。