今までにも何回か書いていますが、私は会社に勤めていた時に持株会で株を買っていて、現在それを逐次売却中です。
特定口座の株は去年で売却完了
この株は退職時に持株会の管理会社だった大和証券の特定口座に組み込まれました。
しかしそれとは別に会社在職時に持株会から引き出した株式があり、これが多分こちらの認識不足のせいもあってか取得価格不明の状態で大和証券口座に入っていました(これも一応特定口座の扱いのようですが、実質一般口座に入っているのと同じ)。
退職時に特定口座に移管された部分は取得価格も記録されていますので、源泉徴収で問題なく売却できます。去年まではこの部分を売却していて、去年で全てを売り切りました。
今年の売却分からは確定申告必須
したがって今年からは取得価格不明の株を売っていくことになりますが、これについては当然源泉徴収ができませんので、売却益について自分で確定申告をする必要があります。
ここでふと考えました。それならばこの株はどこに置いていても手間的には大して変わりません。したがって手数料の安い証券会社に移した方が結局得なのではないかと。
試しに大和証券の株式売買手数料を調べてみると、以下のような感じでした。
一方現在メインで使っていますSBI証券の株式売買手数料は以下のようになっています。
ざっと見て7倍以上と、やはり圧倒的な差があります。
持株会の株はまだ相当数が残っており、かなりの回数に分けて売却していくことになりそうですので、ここはやはり株式の移管を考えた方が良さそうです。
SBI証券への移管手続き
株式の証券会社間の移管手続きは移管元の証券会社に申請するのが決まりのようですので大和証券に電話で問い合わせてみたところ、必要な書類を送るので記入して返送するようにとのこと。
ただし、移管のための手数料が6,480円と結構取られることがわかりました。しかし移管すれば上記のように売買手数料が大幅に安くなりますので、長い目で見れば移管した方が得だろうということで書類の送付を依頼しました。
あとは到着した書類に記入して返送し、それが受け付けられてから数日で移管が完了するとのこと。
この株の株価は去年半ばに大幅上昇した後は若干反落し、現状はほぼ横ばい状態が続いていますので、再び大きく動き出さないうちに移管作業を終わらせてしまいたいところです。