PC延命計画 その2:インテル スマート・レスポンス・テクノロジーでディスク高速化

先日PC延命計画:DELLの延長保証申し込みで書きましたようにDELLの保証を2年延長したことにより、去年買いましたノートPC Inspiron 15 ゲーミングをもう2年は使い続けることになりました。

インテル スマート・レスポンス・テクノロジー(ISRT)によるディスクの高速化

そこで次に気になってくるのが、最近このInspiron 15 ゲーミングを使っている時に何となく感じていましたモッサリ感です。

それほどひどく遅いわけではないのですが、重いアプリを使っていると反応が1テンポ遅れるような引っ掛かりを感じることがしばしばありました。

CPUはCore i7ですし、メモリはInspiron 15 ゲーミング メモリ増設で書きましたように24GBまで増設していますので、あと性能的なネックになっているとすればディスクだと思われます。

もう2年は使うことも決まりましたので、この際前から気になっていましたSSD((Solid State Drive/ソリッドステートドライブ)導入によるディスクアクセスの高速化を検討することにしました。

PCにSSDを導入する場合にはシステムドライブをSSDで置き換えるのが定石ですが、うちのInspiron 15 ゲーミングの場合はシステムドライブが1TBで既にその半分くらいは使っています。したがって全てをSSDで置き換えるには最低512GBのSSDを準備する必要があり、コストがかささみます。

また保証でメンテナンスを受ける場合などには構成を元に戻さなければならない可能性がありますが、システムドライブを置き換えているとその作業がかなり厄介になります。

そこでInspiron 15 ゲーミングに最初から組み込まれていましたインテルのストレージ管理サービス ラピッド・ストレージ・テクノロジー (IRST)に注目しました。

このIRSTに含まれていますインテル スマート・レスポンス・テクノロジー(ISRT、名前がややこしい^^;)を使うと、小容量のSSDと大容量のHDDを組み合わせて高性能で費用効果に優れたストレージが実現できるとのこと(要はSSDをHDDのキャッシュとして利用することでディスクアクセスを高速化する)。

これであればデータの移行作業などもいりませんし、ISRTを無効化すればSSD無しの元の状態に復元することも容易そうです。

そこで、このIRST利用を前提としてSSDを選んでみることにしました。

サムスンのSSD 960 EVO(250GB)採用

まずInspiron 15 ゲーミングにはディスクドライブ用のベイとは別にSSD増設用のM.2スロットがありますので、ここに入るSSDが前提です。

またISRTのディスクキャッシュに使用できるのは最大64GBまでのようですが、万一ISRTがうまく動かなかった場合には最悪システムドライブとして使用する可能性も考慮すると、容量は250GBは欲しいところです。

この条件を元にAmazonなどでSSDを物色した結果、売れ筋と思われる以下を購入することにしました。

14,800円と64GBや128GBの製品に比べるとやや値が張りますが、最近のSSDは空き容量が多いと自動的に書き込み先を分散して寿命を延ばしてくれたりするらしいので、まあ良しとしましょう。

また同クラスの製品の中でトップクラスのアクセススピードでありながら発熱量は控えめらしいので、ヒートシンクやファンなどの独自の冷却対策が取れないノートPCへの組み込み用としては向いていると思われます。

ただしTLCという比較的廉価な記憶方式を採用しているために寿命はやや短めのようですが、それでも無茶な量の書き込みをしたりしない限りサムスンが3年は保証するようですので、個人使用目的としては十分でしょう。

というわけで上記をAmazonで注文しましたが、落ち着いて考えてみると2月からの散財具合がヤバいです。このブログで書いたものだけでもざっと挙げてみると

  • 車検
  • ワイヤレスイヤホン
  • DELL延長保証
  • 仮想通貨ウォレット TREZOR
  • SSD

と続いています。各々それなりに理由があって買っているものですが、さすがにそろそろ打ち止めにしないと買い物依存症が疑われるレベルですね。

なおこのSSDの取り付けやインプレッションなどについては、長くなりましたのでまた別の記事で書きたいと思います。

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