うちの風呂はガス湯沸し式ですが、古いタイプなので蛇口にお湯と水のハンドルが別々に付いており、毎回それらを自分でひねってお湯の温度を調整する必要があります。
最近お湯の温度が不安定になってきた
まあそれでも一度の調整で温度が安定してくれればそれほど不便でもないのですが、最近は調整した後でも使っているうちに温度が下がり、出てくるのがほとんど水になってしまうというようなことがよく起きるようになってきました。
夏場はともかく、寒い時期にこれが起きると結構つらいものがあります。
少し前にガス器具の定期点検がありましたので点検員の人にこの点を相談してみたのですが、水量が十分あれば問題なくお湯が出ているので器具的には問題は無い、とあしらわれてしまいました。
温度調整のやり方を変えてみる
その時の点検員さんのアドバイスとしては、とにかく蛇口を十分に開けるようにとのことでした。
とはいえ自分が調整している時も使うのにちょうど良い分量を出しているだけで、それほど極端に水量をケチっているつもりはありません。
どうしたものかと考えましたが、ここはひとつ温度調整のやり方を変えてみることにしました。
今まではお湯と水のハンドルを少しずつ開けながら、ちょうど良い温度と水量になるように徐々に合わせていっていました。
しかし今度は、最終的にちょうど良い状態になった時のお湯と水のハンドルの位置を覚えておき、最初からその開度になるように一気に開けるようにしてみました。
湯沸し器の温度などの影響のためか、これをやると最初はかなり多めと思われる水が出ます。しかしお湯の温度が安定する頃には、ちょうど良い水量に落ち着いていくことがわかりました。
この方式にしてからは、お湯が突然水に変わるような現象もなくなりました。
なおハンドルの開け具合については、ちょうど良い位置をビニールテープなどでマーキングすべきかとも思いましたが、結果的には目分量でも十分でした。
適当に覚えておいた位置くらいまでハンドルを回し、あとは体で感じた温度で微調整すれば事足ります。最初からお湯も水もある程度出していますので、極端に熱かったり冷たかったりすることもなく安心して使えます。
また途中で温度調整をやり直している時間が無くなりましたので、おそらく水とガスの節約にもなっていると思います。
以前にリタイア生活4年にしてウォシュレットの無いトイレを克服したで書いた件もそうですが、日頃の生活の中でも問題意識を持ち、その改善策を探るだけで暮らしの質が上がることはあるものですね。
風呂の給湯で同じような悩みを持っている方は、一度お試しください。