AmazonのPrime Readningで岡田 斗司夫氏の「あなたを天才にするスマートノート」を読み始めました。
岡田 斗司夫のスマートノート術
タイトルに「天才にする」なんて言葉が入っているので勢いだけの煽り本かと思いきや、結構地道で実践的なことが書いてあります。
また「スマート」ノートという言葉からスマホなどの電子デバイスを使ったノート術と思われるかもしれませんが、本書ではむしろ普通の紙のノートへの手書きが強く推奨されています。
内容的には
第1フェーズ 5行日記をつける!
第2フェーズ 行動採点をする!
第3フェーズ倫理訓練を始める!
第4フェーズ 見せてお話をしてみよう!
第5フェーズ 脳内リンクが始まる!
第6フェーズ 知識から教養、見識へ!
第7フェーズ ついに世に出る!
という7段階のフェーズに分かれています。
とりあえず第2フェーズまで読了
私はまだ先頭の2フェーズ分くらいまでしかちゃんと読めていませんが、そこで書かれている内容は
- 第1フェーズ 5行日記をつける
- 週の頭にノートの真っ白な2ページを開き、右ページに毎日5行ずつ日記を書く(○○が○○した、○○が○○だった、という風に名詞と動詞で具体的に)。
- 左ページには、右ページに書いたことに対する感想、反省、出来栄え、連想したことなどがあれば書き加える。
- 左ページは買い物メモや見たい番組、教えてもらった本のタイトル、悩み事、覚えておきたいこと、愚痴など、何を書いてもOK(何もなければ空白のままでも可)。
- 第2フェーズ:行動採点をする
- 5行日記の各行の右側に0〜5点の6段階で点数をつける
- 3点がふつうで、楽しかったら4点、楽しめなかったら2点という感じ
- 最上位の5点や最下位の0点の使用は週に数回程度にとどめる
と、比較的単純なことです。
これくらいであれば楽に続けられそうですね。
レコーディングダイエットとの類似点
これらのフェーズはノートを書くための基礎力を養う段階ですので、これがちゃんと続けられるようにならないうちは先のフェーズには進まない方が良いようです。
これを見て思ったのはレコーディングダイエットとの類似点です。レコーディングダイエットは同じく岡田 斗司夫氏が提唱してベストセラーになったダイエット法ですね(このブログでも書きましたように、私もこれで痩せました)。
レコーディングダイエットは食べたものを全て記録するところから始めて自分の中の太るための行動・習慣を認識させ、自発的(無意識的)にその改善に意識を向けさせる手法で、最初はとにかく食べたものを記録するところから始まります。
スマートノートは食生活に対するレコーディングダイエットの手法を、生活全般に適用するための拡張手法と捉えることができるかもしれません。
とりあえずやってみる
レコーディングダイエットは私が唯一成功したダイエット方法ですので、このスマートノートの方にも期待が高まります。
また紙のノートへの手書きのノート術という点では、以前にダイソーでノートと万年筆を購入。その目的は?などで書きましたモーニング・ページとも類似点がありそうです。
残念ながらモーニング・ページはいつのまにやらやらなくなってしまっていましたが、このスマートノートの第1・第2フェーズならそれより数段簡単そうですので、とりあえず始めてみようかと思います。
まあ最悪また尻切れトンボに終わったとしても、無駄になるのは安いノート代とわずかな時間くらいのものですしね。
岡田 斗司夫氏は最近出たスキャンダルのお陰でメディアなどではすっかり見かけなくなってしまいましたが、やはりその発想力・表現力には突出したものがあると思います。
その能力の開発に一役買ったと思われるノート術に興味がある方は、プライム会員ならPrime Readningで無料で読めますので一度ダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
私も第1・第2フェーズの実践および本の続きを読んでみて手応えを感じれば、また続報を書きたいと思います。