先日書きました記事抗がん剤治療による食欲不振対策のコメントで、がん闘病の経験者の方らか色々と栄養補助食品について教えていただきました。
相変わらず父の食欲は戻っていませんので、とりあえずその中から実家の近くのドラッグストアで手に入るものをいくつか仕入れてみました。
MCTオイル
日本語では中鎖脂肪酸油と呼ばれるものですね。一般的な油を構成する長鎖脂肪酸より体への吸収が早く、エネルギーになりやすい油で低栄養状態の患者のエネルギー補給に適しているとのこと。
ドラッグストアには85g入りの小ビンしか置いていませんでしたが、まだ本気で使ってくれるかどうかわかりませんので、お試しとしては良いでしょう。
使い方としては、スープやみそ汁に入れる、コーヒーやジュースなどの飲み物に入れる、サラダやヨーグルトなどにかける等、かなり汎用性が高いですね。
ほぼ透明で味やにおいも少ないということですので、これは何とか食べてくれるのではないかと期待しています。
プロテイン
次はプロテインです。
スポーツマンやボディビルダー向けの大袋はよく見かけますが、栄養補給用としても手軽にたんぱく質が取れる食品として向いているようですね。
頂いたコメントではご飯にかけるという使い方を紹介していただきましので、味の付いていないものを探してみましたが行ったドラッグストアにはありませんでした。
そこでとりあえず水や牛乳に溶かして飲むタイプの明治SAVASのお試し用小袋を2種類買ってみました。
ただ父の場合は以前は甘いものが死ぬほど好きだったのに、最近は甘いものがあまり欲しくなくなっているようですので、どちらもココア味のこれらは望み薄かもしれません。
まあそトライアル用でそれほど高くはありませんのでしたで、飲んでくれたら儲けものということで。
カロリーメイト ゼリー
3つ目はカロリーメイトのゼリーです。コメントでは液体のカロリーメイトを紹介していただきましたが、やはり行ったドラッグストアには無かったのでとりあえずゼリータイプを1つ買ってみました。
この手のチューブタイプのゼリーは病院の先生もお勧めと言われていましたので、特に食欲がないときにこれだけでも飲んでくれれば良いのですが。
この中のいくつが実際役に立つかはまだ定かではありませんが、少しでも体が受け付けられるもののレパートリーを増やすよう、色々試していくしかありませんね。
病院の先生は、食事については案外具体的なことはあまり指導してくれませんし(傾向が人によって千差万別ですので、一般論では語れないのかもしれませんが)。