去年は年末の株式暴落を受けて12月に2回も投資信託のリバランスを行いました(12月は投資信託を2回もリバランス参照)。
一方今年はその反動ということもあり、年初からまだ2ヶ月も経っていませんが反対方向のリバランスが続発しています。
株式市場 急回復
この反対方向のリバランスの引き金を引いているのは、今年に入ってから続いています株式市場の急回復です。
NYダウはこんな感じで、年明け以降見事なV字回復を演じています(チャートはSBI証券のページから引用)。
一方日経平均の方はこんな感じ(チャートは同じくSBI証券のページから引用)。
こちらもほぼ一直線に回復していますが、NYダウに比べると戻りの勢いがかなり弱く、去年10月頃のピークにまだ全然届いていません。
この違いが今年のリバランス内容にも影響を与えています。
今年は早くも2回リバランス
今年1回目のリバランスは身の回りがゴタゴタしていてブログに書けていませんでしたが、1月16日に行いました。
この時の売買内容は以下のような感じで、去年までのリバランスと逆方向の株式売り・債券買いパターンでした。
- 売却
- 日本株式:-約3.9%
- 海外株式:-約2.1%
- 海外REIT:-約1.0%
- 購入
- 日本債券:+約4.0%
- 海外債券:+約5.0%
2回目のリバランスは昨日で、売買内容は以下のようになりました。
- 売却
- 海外株式:-約3.6%
- 海外REIT:-約4.6%
- 購入
- 日本株式:+約1.1%
- 日本債券:+約4.4%
- 海外債券:+約3.0%
1回目に引き続き株式売り・債券買いの傾向が強いですが、日本株の戻りが弱いことから今回は若干ながら日本株式も買い側に回りました。
今のところ順調に回復しています株式ですが、年初から今までを振り返ってみてもそれほど経済的に良いと思われる目立った出来事は見当たりません。
一方経済波乱の要因の方は、トランプ政権の動向、中国経済の減速、北朝鮮問題の停滞、ブレグジットの時間切れ懸念など、不安要素が満載です。
したがって株式が今後も一直線に上昇していくとも思えませんが、どちら方向に行くとしても折を見て地道にリバランスを続けていきます。