LINEからリリースが告知されていましたVisa LINE Payカードですが、約束の8月末ギリギリになってやっと実態が見えてきましたね。
ただ私が予想していたものとはちょっと違っていました。
Visa LINE Payカード
Visa LINE Payカードの関する情報はこちらで参照できます。
Visa 東京2020オリンピック限定 Visa LINE Payカード先行案内
この記事は東京オリンピック限定カードに関する告知ですが、カードの一般的なスペックについてもおおむね読み取れます。
還元率3%は当初の予告通りですが、これはとりあえず1年限定で2年目以降は別途案内とのこと。また還元されるのはLINE Payボーナスですので、使い方が少し難しそうです。
さらに年会費も初年度は無料なものの、2年目以降は1,250円(税別)かかるとのこと。ただこれは年間1回以上利用があれば免除されるということですので、回避は難しくなさそうです。
また上記の告知ページではわかりにくいですが、本カードではLINE Pay残高は利用できない模様です。これはちょっと予想外でした。要するに還元がLINE Payボーナスだったり支払いがLINEメッセージで通知されるなどLINEと連携はするものの、基本的には普通のVISAクレジットカードということですね。
これは既存のJCBブランドのLINE Pay カードのようにガソリンスタンドなどでの利用が制限されないという利点がある反面、還元がLINE Payボーナスなのにこのカード自体ではそれを使えないというややちぐはぐな印象を与えます。
個人的には一般的なクレジットカードで3%の高還元率は魅力的なものの、使い勝手の面でちょっと手を出すのには二の足を踏みそうです。
LINE PayボーナスはQUICPay+とLINE Payカードで利用可能になるのか?
ただLINE Payボーナスについては、以下のような記事を見つけました。
こちらによりますと、LINE PayがLINE PayボーナスをQUICPay+およびLINE Payカードでの支払いに対応する予定と発表したとのこと。
これが実現すれば、Visa LINE Payカードで還元されるLINE Payボーナスが使いにくいという点についてはかなり改善されます。それでもVisa LINE Payカード自体では使えないわけですが、QUICPay+やLINE Payカードで利用できれば使い道には事欠きませんので。
具体的な提供日時については今のところ未定ということですので、Visa LINE Payカードに手を出すかどうかはこちらの動向も踏まえて判断したいと思います。