岡山での新型コロナは、ここ数日は新たな患者が確認されていません。一時は毎日のように一人二人とぽろぽろ現れていたのが、少し落ち着いてきた感じです。
ただまあ岡山の場合は、ほとんどの感染者が海外や県外からもらってきた可能性が高いケースとそこからの派生者でしたので、最近の緊急事態宣言などでそういう軽率な行動をする人がやっと減ってきたというだけなのかもしれませんが。
マスクは手洗いで延命
そんな新型コロナですが、対策用の品で不足しているものの代表例がマスクと消毒用アルコールです。
うちではマスクについては、コロナの初期に買えた不織布マスクを延命するために、最近マスクの手洗い→再利用を始めました。
具体的には一度使うたびにカップ麺の容器に入れて少量の台所用洗剤と水をそそぎ、割りばしでかき混ぜてから数時間放置。
この後、数度水を入れ替えてすすぎ、軽く絞って室内で陰干ししています。
これだけのことで特に汚れや匂いなども気にならず、快調に再利用できています。不織布は紙に近いイメージがありましたので洗うとすぐボロボロになるかと思っていましたが、思いのほか丈夫なようです。
これならマスクの寿命が数倍に伸びますので、今在庫がある50枚入りの1箱だけでも数カ月は耐えられそうです。
消毒用アルコールの代わりに台所用洗剤
消毒用アルコールについては、以下の記事を見て台所用洗剤を薄めたスプレーを作り、試してみています。
ネットで類似の情報を探してみても、台所用洗剤が拭き掃除などでの消毒に有効であるという情報はあるものの、手指への利用については非推奨という例がほとんどです。
しかしまあ今は消毒用アルコールが手に入りませんので、自らの手で人体実験しています。
やりかたはスプレーボトルにぬるま湯と0.5~1%程度の台所用洗剤を入れてよく溶かし、手などにスプレーして塗り広げるだけです(そのあとの洗い流しは無し)。
かなり薄いので手荒れなどはそれほど心配ないと思いますが、一応保湿クレームなどで時々手入れしています。
台所用洗剤は元々ある程度手に付くことを想定しているはずですので、それほど深刻な副作用があるとは考えにくく、何もやらないよりはマシと考えてやっています。
新型コロナについては確実な対策は十分な資源が手に入らなくてむずかしく、それでも身の回りに存在するウィルスの数を少しでも減らしていくことが重要と考えます。
つまり消毒用アルコールが手に入らないから何もしないではなく、こんな方法を試したり石鹸での手洗いを励行する、それもできない状況ならば水で手を洗い流したりウェットティッシュで手を拭くだけでも何もしないよりはマシ、という考え方です。
研究所ではありませんのでこれらの対策で効果があったかどうかは自分がコロナに感染しないことでしか確かめられませんが、少しでも感染確率を下げるべく努力は続けたいと思います。