ここ2、3週間ほど、左腕が少しおかしいのです。普段生活している分にはほとんど何ともないのですが、少し極端な姿勢を取ろうとすると、肩と腕の中間あたりが痛みます。
一番困るのは風呂で背中を洗う時です。左手が背中側の腰の上くらいまでしか上げられなくなりました(右腕だと背中の真ん中あたりまで届きます)。
また、シャツを脱ぎ着するときにもズキッと痛むことがあります。
ひょっとして五十肩?
何か寝違えでもしたのかと思いしばらく様子を見ていましたが、時間が経っても改善しないところをみると、そうではないようです。
ひょっとしてこれが噂の五十肩?と思い、少し調べてみました。ネット上では以下のページに情報がよくまとめられていました。
五十肩とは
五十肩では、原因となる外傷や特別な病気がないのに肩から腕にかけて痛みが発生するのが症状となります。
また、腕を前や横から真上に上げる・外や内にひねる、などの動作に制限が派生するのも五十肩の特徴だそうです。
自分の場合も上記のように痛みおよび一部の動作の制限が発生していますので、該当する可能性が高そうです。
なお、不思議なことに五十肩はおおむね3ヶ月から1年程度で自然と痛みが取れるとか。
ただし、痛みが無くなっても肩の動きが元通りになるとは限らず、長い間放置しておくと運動障害が残るケースもあるようです。
五十肩のチェック方法
自分で簡単にチェックする方法として、鏡の前に立って両腕を横から上に上げ、同じ角度まで上がらなければ動きの制限がある、という見方があるそうです。
自分もやってみましたが、左腕にやや痛みはあるものの、両腕ともほぼ真上まで上げることができました。ただし、右腕はほぼ耳に密着できたのに対して、左腕はどう頑張っても耳との間に5cmくらい隙間ができました。やはり左腕に若干の動作制限が出ているようです。
五十肩の経過
五十肩には、以下の3つの病期があります。
急性期
別名炎症期とと呼ばれ、炎症が強くて非常に痛みが強い時期。通常は痛み始めてから、短い人で約1ヶ月(3~4週間)、長い人で約2ヶ月程度。
この時期は安静第一で、無理に肩や手を動かさないようにするのが良いとか。
ただし、安静が必要なこの時期でも肩を固定したままだと癒着が起こるので、体操療法は行ったほうがよいそうです。
慢性期
急性期から1~2ヶ月ほどで肩の痛みも一段落し、刺すような痛みから鈍い痛みに変わります。しかし、まだ腕を動かすと痛いし、運動制限もあるという状態。
この状態で体操療法を積極的に行うと、肩の動きがさらに改善されるそうです。
回復期
痛みや不快感がだんだんと少なくなり、腕が動かしやすくなる時期。おおよその目安として3~6ヶ月ぐらい。
この時期に肩を動かさないと、癒着したための運動制限がいつまでも残ることになる可能性があります。
自分の場合、最初から痛みはそれほど強くないですが、急性期の末期か慢性期くらいでしょうか。
運動療法のサンプル
上記のホームページでは具体的な運動療法のやり方がみつかりませんでしたので、ネット上からいくつか探してみました。
四十肩・五十肩治療 | 江戸川区 整形外科なら親和クリニック|東京都 平井 内科 日曜診療
五十肩のストレッチ方法
これらに載っている運動なら素人でも比較的手軽にできそうです。あまり素人療法に頼るのも危険ですが、内容的にはストレッチ運動のようなものなので、度を越さなければ大丈夫でしょう。
なお運動療法をやる場合には、その前に肩を温めたほうがいいそうです。風呂上がりに運動したり、肩をカイロ・ホットパックなどで10~15分ほど温めるといいとか。
それにしても、自分では若いと思っていても、こういう症状は加齢とともに確実に現れるものですね。
まだ50過ぎたばかりでこれからリタイア生活という時に、腕に運動制限などはあまり残したくありませんので、しばらくして改善しないようなら医者に行くことも考えたいと思います。
その場合はとりあえず整形外科でしょうかね。