前回約1カ月で再び投信リバランスでリバランスをお伝えしたのがまだ9月の頭のことでしたが、それから1カ月も経たずに再び投信リバランスのタイミングがやってきました。
今年11回目の投信リバランス
今年の投信リバランスはこれで11回目。この分ですと今年は月一以上のペースでリバランスを行っている年となりそうです。それだけ新型コロナの影響で経済が不安定化しているということなのでしょう。
日経平均の直近1年のチャート(SBI証券のページから引用)を見ますと、こちらは上昇速度は遅いながらも地道に回復しているように見えます。
今のところは無難に安倍政権を引き継いだ菅政権のお手並み拝見ということで、様子見している状況でしょうか。
一方NYダウの方の直近1年のチャート(同じくSBI証券のページから引用)は以下の通り。
新型コロナの影響下でもそんなことはお構い無しに上昇を続けていくかと思われた米国株式ですが、とうとう一旦腰折れしましたね。
昨日、今日あたりは反発の傾向も見えますが、はたしてここからさらに上に戻していくことができるかどうかはまだ不透明です。
今回のリバランス内容
そんな状況下での今回のリバランス内容ですが、以下のようになりました。
- 売却
- 日本株式:-3.9%
- 日本債券:-2.4%
- 海外債券:-0.8%
- 購入
- 海外株式:+4.7%
- 海外REIT:+3.4%
今回は上記のように米国株が腰折れしましたので買いの主力は海外株式ですが、単純に株式買い債券売りともその逆ともいえない微妙なパターンです。
売買分量の対応で見ると、日本株式を売って海外株式を買った。また日本の海外の債券を売って海外REITを買ったという感じです。
ここから先どうなるのかはよくわかりませんが、日本では菅政権の政策の方向性がはっきりするまで、そして米国では大統領選の趨勢が見通せるようになるまでは微妙な調整が続きそうな気もします。
北半球ではこれから新型コロナが本領を発揮すると言われている冬を迎えることですし、色々と不確定要素が満載で目が離せませんね。