野村證券からトヨタAA種類株の関連書類到着で書きましたトヨタのAA型種類株関連の書類を記入して提出したところ、野村證券から到着したと電話がかかってきました。
わざわざそんなことで電話をしてくるのかと思っていましたら、どうも本当の目的は別にあったようです。
購入枠の上積み
書類受取の話のあとにまず切りだされたのが、購入数上積みの話でした。といっても元々100株だったものが200株になっただけですが。
急な話で少し迷いましたが、最初に予約した数は300株でしたし、オリックス銀行の2週間定期預金に預けている余剰資金もまだそのまま残っていましたので、200株でお願いすることにしました。
それにしても締め切りギリギリになって追加の購入者集めとは慌ただしいですね。誰か大口の人が急にキャンセルでもしたのでしょうか。
リスクの説明
電話のもう一つの目的が、この種類株を買うことに関するリスクの最終説明・確認だったようです。
おおむねネットや説明書・目論見書などで把握済みのことが多かったですが、話を聞いていていくつか気になる点がありました。
配当金の翌年度以降繰り越し
配当金は初年度0.5%から平成31年度まで0.5%ずつアップしていくことになっていますが、ある年度に支払う配当金がこの定められた額に達しなかった場合は、不足額は翌事業年度以降に累積されるとのこと。
論理的には予定の配当金が必ず支払われるわけではないということですね。
普通株式転換・買取の請求日
おおむね5年が経過すると普通株式への転換や発行価格での買取を請求できますが、それが可能なのは普通株式転換の場合年2回(4/10月)、買取の場合年4回(3/6/9/12月)に限定されるとこのと。
5年経過すればいつでも請求できるわけではないのですね。
会社による買取請求
トヨタ側も年1回(4月)だけですが、該当株を発行価格で買取請求できるとのこと。
トヨタ側が割が合わないと思う状況になれば強制的に換金されてしまう可能性もあり、いつまでも配当金が受け取れる保証な無いということですね。
管理会社について
本株は非上場株式のため野村證券の保護預かりとはならず、トヨタの株主名簿管理人である三菱UFJ信託銀行で管理されるとのこと。
個人的にはどこで管理されていてもいいのですが、マネーフォワードに持ち分を反映できるのかどうかが少し気になりました。
一応三菱UFJ信託銀行も登録可能な金融機関に含まれていますが、オンラインで情報を参照できるアカウントなどが発行されるのどうかが謎です(価格が変動する普通株でありませんので、最悪手動でも管理はできそうですが)。