テレビ視聴の最適距離は案外短かかった

コールマンのインフィニティチェアを買ってみたで書きましたインフィニティチェアを手に入れて以来、これをテレビの前に据えてリクライニングさせ、映画を鑑賞するのがお気に入りになってきました。

テレビ視聴の最適距離は?

そこでふと思ったのが、テレビを見るときの最適距離はどのくらいなのだろうかということです。

昔はテレビを見るときは3m以上離れてなどと言われていましたが、あれはブラウン管テレビは解像度が低かったので近づきすぎると粗が目立つという理由があったようです。あと一部質の悪いブラウン管があって画面からX線が漏れ出ていたなどというとんでもない話もあったようですが、これは例外中の例外でしょうね。

現在は液晶や有機EL方式のテレビが主流ですので、昔の常識はもはや通用しそうにありません。そこでネットで調べてみると、液晶テレビの場合の最適視聴距離は「画面の高さの3倍」というのが通説のようです。

うちの液晶テレビは37型で画面の高さは約47cmでしたので、これから計算すると最適視聴距離はおよそ140cmということになります。これ、今までなんとなく見ていた距離よりもかなり短いですね。なにしろ自分の身長よりも短いのですから、テレビの直前で画面と垂直に寝転んで見ても離れすぎということになります。

試しにその距離あたりに椅子を置いて画面を見てみますと、確かに今までよりも見やすいような気がしました。

プロジェクターはいらないかも

実はインフィニティチェアを手に入れて以来、もう一つ欲しくなったものがありました。それはプロジェクターです。

インフィニティチェアをフルリクライニングさせると楽に天井が見えますので、そこに大画面で映画など投影すれば楽しいだろうなと想像したのでした。

しかし今回、上記のように液晶テレビを見る位置を近づけてみたところ、当然のことながら視界に占める画面の範囲も大きくなり、なかなかの迫力が感じられるようになりました。

考えてみると私の今までのテレビの使い方は、PCなどをいじりながら横目で見るようなケースがほとんどであり、液晶テレビの大画面の利点をほとんど活かせていませんでした。

それが移動の簡単なインフィニティチェアを手に入れたことにより、容易に楽な姿勢でテレビ視聴のベストポジションを取ることができるようになったのでした。

とりあえずセッティングの面倒そうなプロジェクターは一旦お預けにして、しばらくは液晶テレビでの映画鑑賞を楽しんでみたいと思います。

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