先日持株会株式を特定口座で買い直すで書きましたように、今年は一般口座で保持していました持株会の株式を一旦売却し、特定口座で買い直して移行しようと考えています。
持株会株式の売買ルール
先週そのための初回の売買をやってみましたが、それに先がけて基本的な売買ルールを考えてみました。
まず売買のタイミングですが、株価の先行きは基本的に読めませんので、1週間に1度のペースで定期的に売買していこうと思います。このペースをキープできれば、今年中にはすべての持株会株式を移行できる見込みです。
売買数量は、株式取引手数料がかからないように1回に1単位にとどめます。
取引の時刻は売買の価格に差が出ないよう、引けの成行で注文します。
そして実際に注文するタイミングですが、ここは何となく日中の値動きを見て一定率以上のマイナスで終わりそうな日に注文を出そうと思います。週末までに該当日が無ければ、週末に有無を言わせず注文します。
あとは売った証券会社から買う証券会社に資金を逐次移動しつつ、ガンガン売買していく予定です。
これもある意味リスク分散?
以上のようなことを考えながらふと思ったのですが、自分は該当株式の会社を早期退職しているわけで、ある意味その会社の将来性を見限ったことになります。
なのにその会社の株式を今まで全部は処分せず、それどころか特定口座に移行してまで保持し続けようとしてます。これって客観的に見れば矛盾していますよね。
しかしまあ考えてみますと、この先該当社の業績が悪化して株式も大暴落するようであれば早めに退職しておいて良かったということになりますし、逆に業績が伸びて株式も高騰するようであればせめて株式は保持しておいておいてよかったということになります。
そういえば会社に勤めて持株会でその会社の株式を持つのはリスクを集中させ過ぎているとよく言われますが、逆に退職後にその会社の株式を持っておくというのはある意味リスク分散になるのかもしれませんね。
まあリスク分散という仕組みでは基本的に大損もしない代わりに大儲けもできないのが普通ですので、大きな利益を目指している人にとっては魅力のない選択肢なのでしょうが。