電子レンジを買い換えた

ここ数年は家電の買い替えをしないで済んでいたのですが、今年は年初からいきなり電子レンジを買い換えることになってしまいました。

既存レンジがとうとうご臨終

今までは日立のオーブン機能付きのちょっと高級な機種を使っていたのですが、数日前から使用中に画面にエラーコードを表示して突然停止するようになってしまいました。

エラーコードからネットで検索してみると、ドアと本体をつなぐリボンケーブルの不調の可能性が高そうですが、修理を頼むと15,000～20,000円ほどかかる模様。

さすがにそれだけ出せば新しいのが買えそうですし、もうかなり古くなっていましたので買い替えることにしました。

購入時の納品書が残っていましたので確認してみると、購入したのは2010年の1月でした。実に14年も使ったことになります。これだけもってくれれば文句のつけようもありません。素直にお疲れ様という言葉しかありませんでした。

さて新たに購入する機種ですが、オーブン機能などは購入直後以外はほぼ使わなくなっていましたので、今回はシンプルな単機能電子レンジにすることにしました(直接加熱用にはオーブントースターも買ってしまいましたし)。

次に購入場所ですが、コストを節約するならやはりネット通販でしょう。しかしその場合は古い機種を自分で粗大ごみなどに出すか、有料で引き取ってもらう必要がありそうです。

この処分が面倒でしたので、以前に実家のシーリングライトを買い換えたときと同様、購入品と同等品を１つ無料で引き取ってくれるホームセンターを利用することにしました。

手近なホームセンターを調べてみますと、無料引き取りサービスをやっているのはホームセンタータイムとカインズでしたので、この２つを見に行って購入機種を決めました。

結果として購入したのはカインズで、山善のCRM-HF171という機種です。お値段は税込7,980円。単機能レンジにしたので安く上がるだろうとが思っていましたが、ここまで安いとは思いませんでした。インフレが始まったとはいえ、やはり日本の物価はまだ安いですね。

この機種、Amazonなどでも販売されていますこちらの機種のカインズ専用モデルではないかと推測します(デザインやボタン構成がよく似ていますし、名前も1文字違いですので)。

もしそうであれば価格的にも通販より安く買えたことになりますし、ホームセンターで探して正解でした。

機能的には昔懐かしいターンテーブル式に逆もどりしましたが、むしろこちらの方が加熱ムラが出にくいので好都合です。

唯一気がかりなのは庫内が少し狭めなので弁当などの温めに支障がでるのではないかという点でしたが、今日普通サイズの弁当を買ってきて試したらしっかり回転して温められました。よく見ると庫内の側面や背面の壁がえぐれていて、内容物と極力干渉しないよう工夫されているようです。

あと高級機種のような温度センサーなどは付いていませんのでオート調理はほぼできませんが、よく使いそうな飲み物とご飯の温めについては専用ボタンが用意されています。こちらも加熱時間がプリセットされているだけでセンサー制御などはされないようですが、実用上はこれで十分ですね。

また従来機種よりサイズと重量がかなり軽減されたのも、自分にとっては大きなメリットでした。

なおこの機種はヘルツフリーで、50Hzの地域にも60Hzの地域にも対応しています。ただ60Hzの地域では出力に650W/500W/200Wが選べるのに対して、50Hzの地域では500W/200Wしか選べないようです。

うちは60Hz地域ですので最高の650Wを選べば出力的にも十分な感じでしたが、50Hzの地域ではちょっとパワー不足を感じるシーンがあるかもしれませんね。

とりあえずこの機種も10年くらいもってくれると嬉しいのですが、さてこのお値段でどこまでいけますか、お手並み拝見です。