ふと気がついたらiDeCoが元本の2倍に育っていた

今月初めの資産チェックでうちのiDeCoに一つの記念すべき瞬間が訪れたことがわかりました。それはiDeCoの資産総額が投入した元本の2倍に到達したことです。

iDeCo成長の軌跡

私がiDeCoの拠出を始めたのは会社を退職した年2013年の年末からでした。この頃はまだiDeCoという名前が無くて個人型確定拠出年金と呼んでいましたね。

始めた頃は退職直後でその後の生活がどうなるのかも皆目見当がつきませんでしたし、iDeCo自体の先行きについても全く予想がつきませんでした。

ただ長期分散投資の効能だけは信じて拠出はずっと続けてきました。以下が拠出開始直後の2014年から現在までのiDeCo内資産の推移グラフです。

青色が資産総額、赤色が拠出金累計、緑色がその差分である損益額です。

このグラフを見ればわかりますように、今月2024年2月で緑色の損益額が赤色の拠出金累計に追いつきました。つまり資産総額が元本の2倍に成長したことになります。

拠出開始直後の2014年から2016年くらいにかけては、利益がほとんど出ない(場合によってはマイナス)の苦しい時期が続きました。

しかしその後徐々に利益が乗ってきたかなと思っていたら、2020年3月にコロナショックをくらって利益がほぼゼロに逆もどりという一進一退の攻防が続きました。

しかしそのコロナショックを抜けた後は、今から見ると恐ろしいほどの勢いで上昇し4年弱で元本の2倍まで到達しました。

株式投資の威力

私のiDeCoの拠出内容はメインの投資先である投資信託と同様、国内外に分散させています。

しかしiDeCoの場合はその利益非課税という恩恵を最大限に教授すべく、拠出クラスは利益率が大きいと期待される株式100%です(リスクコントロールについては投資信託と合わせて調整)。

iDeCoでここまでの成長が得られた原因は、やはりこの株式投資の威力ということになるのでしょうね。

ただ改めてこの成長曲線を見ていますと、さすがにそろそろバブルの香りがしてくるような気もします。

今の姿はあくまでも仮のもので本当の結果はiDeCoをすべて取り崩すまでわかりませんが、さすがにここまで育てば価値が半分になる暴落が来てもまだ元本は保たれます。

またよく積立投資に対して取り崩し時点で暴落が来たらどうするの?というツッコミがありますが、iDeCoの取り崩しは短くても10年程度、長ければ20年超の長丁場ですので、さすがにずっと暴落しっぱなしということは無いような気がます。

今のところの予定では、国民年金の任意加入が終わり公的年金控除額が引き上げられる65歳からiDeCoの取り崩しを始めようかと思っていますが、さてその5年後にはどのような景色が見えていますでしょうか。

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