純金積立をゴールド連動型投資信託に移行する

私が持っています資産の中で、持株会の株式と並んで扱いに困っているものに純金積立があります。

今までずるずる続けてきたが

純金積立は純金積立プランの終了と別会社への移行などで書きましたように、運用会社が変わったりしながらも今まで何となくずるずる続けてきました。

しかし60歳の足音も聞こえてきました近頃、そろそろ資産についてもシンプルな形に整理する終活を考え始めた方が良いのではないかという気がしてきました。

この純金積立の何が厄介かというと、積立という仕組みと運用会社が変わったせいもあり、もう取得価格がいくらなのかよくわからなくなっているのですよ。したがって売却して処分するにしても、税金をいくら納めればいいのかが計算できません。

万一私に何かあったとき、この資産を相続するのは親→姉→甥姪の順番になるはずですが、誰が引き継ぐにしてもこんな資産は面倒だと思うのですよね(少額なら諦める手もありますが、無視するにはちょっと額が大きいですし)。

ゴールド連動型投資信託に移行する

ではどうすれば良いのかを、ここで改めて考えてみました。

いっそ税金はどうにか計算するとして、売却して老後資金の足しにすることも考えました。しかしこれからインフレに向かうのではないかと言われ始めている昨今、インフレヘッジに適している実物資産の純金を今手放すのはタイミングが悪そうな気がします。

そこで目を付けましたのが、以前に純金積立に関する記事へのコメントで教えていただきました、金価格に連動するETFや投資信託です。純金積立を特定口座のETFや投資信託に移行できれば、税金の処理も自動になりますので相続も比較的簡単になるはずです。

どうせ今でも資産のメインは投資信託ですので、それが一銘柄増えたとしても手間はほとんど変わらないでしょう(それも面倒だという人には、もう遺産はあげませんw)。

あとはどこの証券会社で保持するかですが、わたしの投資信託のメイン口座であるSBI証券に入れると、今までの資産と混じって扱いが少し面倒になりそうです。そこでサブの証券会社である楽天証券の方で買い付けることにしました。

また楽天証券であれば、毎月5万円まで楽天カードで投資信託を積み立ててポイントが稼げる制度があります。今までは国内債券ファンドを積み立てては売却するような処理を行っていましたが、それもいい加減面倒になってきました。

そこでこのカード投信積立でゴールド連動型投資信託を買うことにします。これで買い付けは自動化されますので、あとは適宜折を見て純金積立の方を売却していけば移行が進みます。

幸い純金などの譲渡益については年間50万円までの特別控除があるらしいので、毎年それくらいのペースで売却していけばカード投信積立の額とも釣り合いますし、税金の心配もしなくて良さそうです。

これを数年続ければ、純金積立は無事ゴールド連動型投資信託に生まれ変わるはずです(万一それまでにポックリ逝ったとしたら、後のことはもう知りません)。

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