正月も近づき、近々帰省を予定していますので、今日は散髪に行ってきました。
実は最近、行きつけの床屋が閉店してしまいまして、次からどこに行くかを色々試しています。
約安床屋
退職後は節約しなくてはということで、最初に行ってみたのは格安床屋でした。格安床屋というと10分で仕上げる1,000円の「QBハウス」が有名ですが、残念ながら徳島にはまだ無いようです。私が行ったところは「大衆理容」という、カットと顔ぞり合わせて1,500円のお店でした。
格安床屋は初めての体験でしたが、やはりシステムが違いますね。まず最初にチケットを購入、このあたりから既にコストカットが始まっています。
そして、肝心の散髪は全て分業の流れ作業。髪を洗う人、カットする人、カット後の髪の毛を掃除機で吸い取る人、顔ぞりする人、次々と入れ替わり立ち代わりやってきます。これも各人のスキルを十分に活用するための工夫なのでしょう。
作業内容も非常に効率化されていました。カットはバリカンで大雑把に刈って最後だけハサミで仕上げ。顔ゾリも絶対同じ所は二度剃らないぞといっているような勢いで大胆に剃っていきます。
所要時間は15分程度。自分はあまり髪型にはこだわらないので仕上がりに大きな不満はありませんが、あっけに取られているうちに終わりました。
普通の床屋
今日行ったのは、自宅に近い普通の床屋でした。表にあるトリコロールの回転灯がなければ、そこに床屋があるとわからないようなお店です。恐る恐る覗いてみると、おばさんが一人でやっているようでした。
こちらで驚いたのは、洗髪が自動化されていたこと。倒した椅子に仰向けに寝て流し台に頭を預けると、頭にヘルメットのシールドのような透明のカバーがかけられ、水圧によって洗髪されます。最初とカット後の2回洗ってもらいましたが、水圧に強弱のメリハリがあり、これがなかなか気持ちいい。場末感の漂うお店でこんなものにお目にかかるとは思いませんでした。
あとは適当に世間話などしながら、順当にカットと顔ぞりが進んでいきます。所要時間は1時間弱で、仕事内容は丁寧なものでした。お値段は相場通りの3,000円。
次からどちらに行くか
2つのお店を体験してみて、さて次からどちらに行こうかと考えました。最終的に得られる頭の状態は、どちらも大して変わりません。
通常こういう場合、私はコストパフォーマンスを考えて安い方を選ぶことが多いです。しかし自分でも少し意外ですが、今回の件については次も普通の床屋の方に行こうかと思っています。
なんといいますか、格安床屋の方は内容があまりに作業的です。最終的に辿り着くゴールは同じでも、途中のプロセスで得られる心地よさなどのサービスがあまりにも欠如していると感じてしまいました(格安床屋にそれを求めるのが間違いなのでしょうが)。
まあ私の場合は、ものぐさで床屋に行くのも2ヶ月に1回程度ですので、それによるコスト増があまり大きくないというのも影響していると思いますが。