去年末に個人型確定拠出年金 買い付け開始で書きました確定拠出年金ですが、その後いくつかの動きがありましたので、今日はそれについて書いてみたいと思います。
株安を受けて評価損発生中
前回、買い付けが始まった時点ではまだ株高で、手数料を引かれてもプラスからスタートできたとお知らせしましたが、このところの株安を受けて早速マイナスに転落しました。
現在、67,000円×3ヶ月分拠出して13,000円ほどマイナスになっていますので、-6.5%くらいの評価損です。
自分は他でも下落局面で投資信託などを定期購入していた時がありますので、これくらいのマイナスは割と見慣れていますが、確定拠出年金で初めて投資を開始した人がこういうタイミングに遭遇するとかなり焦るかもしれませんね。
個人的には短期の値動きでジタバタしてもしょうがありませんので、じっくり積立を続けるしか無いかという感じです。
企業年金の移換完了
以前に企業年金の個人型確定拠出年金への移換手続きはお早めにでお伝えしました移換がやっと完了し、1月末に自分の確定拠出年金の資産に組み込まれました。
組み込まれる段階で何に投資するか聞いてくれるのかと思っていたら、有無を言わせず全額がスルガ銀行のスーパー定期1年になっていました。
それにしても移換に時間がかかりました。勤めていた会社からSBI証券の方に移換手続きに必要な書類を発送したと連絡があったのが去年の11月25日ですので、約2ヶ月かかったことになります。
初めてのスイッチング
上で書きましたように移管された企業年金は全てスーパー定期になっていますので、これをそのまま置いておいても年利0.025%にしかなりません。
そこで、最近のこの株安は買い時かもしれないと思い、初めてスイッチング(保有している運用商品の別の商品へ預け替え)を行ってみました。
スイッチングの指示は、運用指示のメニューの中の「スイッチング」より、まず解約する商品の名前と数量を指定し、次にその代金で買い付ける商品を指定することで簡単に出すことができます。とりあえず商品の構成は、毎月の買い付けと同じ比率にしておきました。
とはいっても、この先株価がどう動くかは不透明ですので、全力ではなくとりあえず移換した金額の1/4程度のみに留めました。残りはまた暴落が発生した時点かリバランスなどのタイミングで、いずれかの商品に割り当てていきたいと思います。
そして、このスイッチングの方も時間がかかっています。指示を出したのは2月5日ですが、まだ処理が完了していません。今日の段階で資産残高を見ると現金になっているようなので、やっとスーパー定期の解約が終わったところのようです。
株価も先週の暴落時から見るとかなり戻してきていますので、何となくタイミングを逃した感じです。
何をするにも時間がかかる確定拠出年金
上の例を見てもわかりますように、確定拠出年金では何をするにも一般のネット証券とは比べ物にならないくらい時間がかかります。確定拠出年金の運用は自己責任といわれますが、このレスポンスでは機動的な運用など望むべくもありません。
お役所的な国民年金基金連合会が噛んでいるゆえにオーバーヘッドがあるのかもしれませんし、元々長期運用を前提にした制度なのである程度やむを得ないのかもしれませんが、もう少しなんとかならないものでしょうか。