マネーフォワード For BUSINESSで白色申告記帳義務化に対応できるか?

昨日の白色申告 記帳義務化への対応の続きです。

昨日書きましたように、無料であることで注目したマネーフォワード For BUSINESSですが、無料会員で白色申告の記帳に対応できるかどうかを検証します。

マネーフォワード For BUSINESSは青色申告向けのサービス

最初に注意ですが、個人の確定申告を想定した場合、現状ではマネーフォワード For BUSINESSは青色申告を前提としたシステムのようです。

したがって、昨日ピックアップしたサービスの中のやよいの白色申告のように、データさえ入力すればあとは白色申告用の書類まで勝手に作ってくれる、というような手軽さは期待できません。

ただ、青色申告と白色申告ではデータ管理は白色申告の方が簡易なはずですので、青色申告に対応していれば白色申告のデータ管理もできるのではないか、と考えて試行を行いました。

訂正) 2014/02/17
マネーフォワード For BUSINESSで白色申告用の書類が生成できることがわかりました。詳細は後ろの「白色申告での使用方法」の追記を参照してください。

マネーフォワード For BUSINESSの始め方

家計簿・資産管理ツールのマネーフォワードに登録している場合、そのアカウントを使用すればマネーフォワード For BUSINESSもそのまま使い始められます。自分はこの方法を使いました。こうすると、マネーフォワード側で登録した口座情報などもぞのまま流用することができます(記帳にどの口座を使用するかは選択できます)。

もちろんマネーフォワード For BUSINESSだけ単体でユーザー登録して使うこともできると思われますが、こちらは確定申告に特化したサービスなので、データを見る画面などが限られています。

個人の場合は、資産残高、家計簿など、個人の資産管理に適したデータ表示・操作ができるマネーフォワードと併用したほうが得策だと思います。

記帳の方法

マネーフォワード For BUSINESSのデータ入力は、「取引入力・仕訳」というメニューから行います。

マネーフォワードと連携している場合、このメニューを実行すると、マネーフォワード側の家計簿に登録されたデータで、まだ仕訳されていない項目が表示されます。

取引入力・仕訳

この各項目に対して勘定科目を指定し、「登録」ボタンを押すことが入力と仕訳の作業になります。

仕訳が済んだデータは、同じ画面の下側に以下のような仕訳一覧として表示されます。

仕訳一覧

白色申告に関係しない項目の取扱い

個人の買い物のように確定申告に関係しない項目については、「無視」ボタンを押すことで仕訳対象の一覧から消すことができます。

青色申告をするために複式簿記にする場合には、これらの項目にも勘定科目を割り当てて登録しないと、口座の残高と帳簿の集計結果が合わなくなってまずいようです。しかし白色申告前提であれば、記帳対象となるのは売上げなどの収入金額、仕入れや経費に関する事項だけですので、これらだけ登録しておけばいいでしょう。

それに無料会員の場合、仕訳登録数 月間15件までという制限がありますので、全て登録し始めるとあっという間に制限に引っかかってしまいます(したがって、無料会員で青色申告をするのは難しいと思われます)。

ちなみに自分の場合は今のところ、発生する可能性のある収入と経費になる可能性のある以下のような支出だけ登録しようと思っています。

  • アフィリエイト報酬
  • 電話・通信費
  • サーバー費用
  • 書籍代
  • 光熱費
  • 家賃

明細一覧を見れば「無視」にした項目も情報は残っていて復活させることもできますので、不要な項目はどんどん消していきましょう。

白色申告での使用方法

マネーフォワード For BUSINESSでの記帳は基本的に上記のことだけですが、上にも書きましたようにサービス自体が白色申告には対応していません。したがって白色申告での使用方法は自力で考える必要があります

白色申告で必要になるものは、帳簿と申告書類である確定申告書、収支内訳書です。

帳簿に特にフォーマットは定められておらず、記帳すべき内容は取引の年月日、売上先・仕入先その他の相手方の名称、金額なので、上の仕訳一覧でほぼ要件は満たしていると思われます。相手方の名称などが入っていない場合には、仕訳時に「適用」のところに追記しておけばいいでしょう。

ただ、帳簿をデータだけで保存するというのは規約やら申請やらがややこしいようなので、1年分のデータがそろった段階でプリントアウトしておいたほうが良さそうです。

申告書類である確定申告書、収支内訳書の方はマネーフォワード For BUSINESS内では作成できませんが、収益や費用を集計するレポート機能はありますので、それらの値を元に国税庁ホームページの確定申告コーナーなどで書類を作成すれば問題ないでしょう。

訂正) 2014/02/17
確定申告書、収支内訳書は「決算・申告」メニューの中の「決算書」で生成できます。e-Taxを使用する場合も、こちらを参照して入力すればいいでしょう。

なお、マネーフォワードの無料版には1年以上前のデータを見られないという制限がありますが、マネーフォワード For BUSINESSに取り込んだデータについては無料会員でもそのような制限は無いようです。したがって、今年1年間仕訳を行って来年確定申告というフローにも問題無さそうです。

というわけで、今年の記帳はとりあえずこの方法で始めてみようと思います。ただ確定申告については今月初めて行うという初心者なので、やっているうちに何か不都合が出てくるかもしれません。

一応必要なデータ自体はこの方法で取れていると思いますので、最悪は手作業でなんとかすればリカバリできるかと思っています。

何か見落としている点など、お気づきの点がありましたらコメント等でお知らせいただけると幸いです。

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