白色申告 記帳義務化への対応

先日、マネーフォワードに登録してみたで、家計簿を簡単につけるためにマネーフォワードを使い始めたことをお伝えしましたが、実はこれにはもう一つの思惑がありました。

それが今日の話題、白色申告の記帳義務化への対応の話です。

白色申告の記帳義務化

以下のように国税庁のページで告知され、他でも色々と記事にもなっていますが、今年 平成26年からすべての白色申告者に記帳、帳簿等の保管が義務付けられました(この2月から受け付けを開始する確定申告は平成25年分なので対象外です)。

個人で事業を行っている方の帳簿の記載・記録の保存について|所得税(確定申告書等作成コーナー)|国税庁

ASCII.jp:白色申告も義務化の戦慄! 青色申告と合わせて帳簿付けを解説

つまり、先月1月分から既に記帳の義務が始まっているわけです。しかも「所得税及び復興特別所得税の申告が必要ない方も、記帳・帳簿等の保存制度の対象となります」と書かれていますので、建前上は逃げ場がありません(私も先日、他の方のブログ記事ではじめて認識したのですが)。

上の国税庁のページを見ると、記帳する対象は

  • 売上げなどの収入金額
  • 仕入れに関する事項
  • 経費に関する事項

で、記帳すべき内容は

  • 取引の年月日
  • 売上先・仕入先その他の相手方の名称
  • 金額

などとなっています。また、一つ一つの取引ごとではなく日々の合計金額をまとめて記載するなど、簡易な方法で記載してもよいとのこと。

これらの記録を何らかの形ですぐに始める必要があります(帳簿の保管の方は個人の場合、領収書、レシート、クレジットカードの明細書、預金通帳などを取っておけば多分大丈夫でしょう)。

記帳方法の検討

要求されている記帳の内容はそれほど高度なものではなさそうなので、Excel等で記録することもできなくはなさそうです。しかし、何しろ素人なので何らかの枠組みがないと記録漏れや間違いを起こしそうで不安ですし、何より全てを手入力するのは面倒です。

そこで確定申告向けのサービスを探してみたところ、いくつか見つかりました。

しかし上記のようにそのほとんどが有料で、しかも年額にすると5千円〜1万円程度とかなりの額です。これでも従来のサービスからすれば安くなっているのかもしれませんが、今年確定申告する必要がある稼ぎがあるのかどうかも怪しい今の自分にはなかなか敷居が高いです。

そんな中、唯一無料で使える可能性がありそうなのがマネーフォワード For BUSINESSの無料ブランです。なにやら登録件数に制限がありそうですが、はたして自分の用途で使えるのかどうか、とりあえず無料会員になって試してみることににしました。

そして、このマネーフォワード For BUSINESSは金融機関データの自動取得が特徴の1つのようですが、更に前出のマネーフォワードの入出金データをそのまま流用することもできるとのこと。そこで、まずはマネーフォワードの方に登録してみた、ということです。

長くなりましたので、マネーフォワード For BUSINESSの使用感などについては、また次回書きたいと思います。

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