近視と老視の関係がわかってスッキリ

先日、目にやさしいiPad mini+キーボードのもう一つの使い方という記事を書きました。ここでは、近視(近眼)でメガネ使用中の自分がPC上の長文などを読む時、リモートデスクトップソフトを通してiPad miniにその画面を表示すると、iPad miniを眼に近づけて肉眼で読むことができるので、眼の負担が軽減されるということを書きました。

老視の場合は目を近づけても楽にならない

しかしその後、遊民さんが以下の記事を公開されました。

高等遊民の備忘録: 近視と老視の決定的違いがわかる、7インチタブレットとリモートデスクトップの組合せ

ここでは、老視(老眼)の場合は眼に画面を近づけるとますます見えなくなる、ということが指摘されています。

この時点では、近視の人は老視になりにくいという噂もあるし、そんなものなのかなと思いながら、はっきりした理屈がわからず、何となくモヤモヤしていました。

近視と老視の関係

ところが先日、以下の記事を発見しました。

近眼の人は老眼になりにくい? | web R25

こちらによると、眼は近い位置で焦点を合わせようとするほど、大きな負担がかかる。老視とは眼の調節機能が衰え、近い位置に焦点を合わせにくくなった状態とのこと。

一方近視は、医学的には眼が“悪く”なったのではなく、近い距離に焦点が合わせやすいように適応した状態とのこと(その分、遠くが見えなくなるわけですが)。

そして、老視は近視の人にもそうでない人にも等しく発生し、老視になると「近点」(眼の焦点が合う最も近い位置)が後退していく。ただし、近視の人はもともと近点が近い位置にあるので、近点が後退しても視力の良い人(近点が遠い人)よりは近くが見えやすいとのこと。

なるほど、近視の人は老眼にならないわけではないけど、元々の出発点が違うので差が出てくるということなのですね。理屈がわかってスッキリしました。

どうりで超至近距離に適応している私の眼(視力0.1以下)では、近くのiPad miniが見やすいはずです(メガネをかけると近くが見えない、という老視の症状もしっかり出ていますが)。

というわけで、iPad mini+リモートデスクトップソフトによる長文参照は誰にでもお勧めできるわけではないことがわかりました。焦点が合う位置で字が小さすぎると感じる場合には、ご紹介したSplashtop 2であればピンチアウトで画面表示が拡大できますので、そちらの使用などをお勧めします。

ただし、iPad mini+キーボードの組み合わせが使いやすいことには変わりがありませんので、こちらは引き続きお勧めしたいと思います。

参考記事
ロジクール ウルトラスリム キーボード フォリオ for iPad mini 使用1ヶ月目のレビュー

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