この4月から新社会人になられた方も多いと思います。社会人といえば、お給料です。給料を受け取るためには、大抵 銀行口座が必要になります。
そこで、今日は新社会人にお勧めの銀行についてお話します。
いち押しはスルガ銀行ANA支店
それは、以前にATM手数料で最強なのはスルガ銀行ANA支店でも書きましたスルガ銀行ANA支店です。こちらには以下のようなメリットがあり、忙しい社会人のメイン口座としても一番のお勧めです。
全国どこでも口座開設可能
スルガ銀行自体は地方銀行ですが、ANA支店はインターネット専用口座なので、全国どこにいても口座を開設することができます。
もちろん、その際に店頭に出向く必要はありません。オンラインから申し込み、書類を取り寄せて郵送するだけで済みます。
いつでもどこでもATM手数料無料
口座開設後、一定の条件を満たしてステージ3というランクになると、自行・コンビニのATMに加えて、都銀・地銀・ゆうちょ銀行・信用金庫・信託銀行・JAなど、ほぼ全ての金融機関のATMでの引き出し手数料が無料(またはキャッシュバック)になります。
つまり、時間や引き出し場所を気にすることなく、いつでもどこでも無料で預金を引き出すことができるということです。
ステージ3になる一番簡単な方法は、円預金残高を50万円以上に保つことです(他の条件については銀行のホームページ参照)。
公共料金などの引落し口座に使える
ANA支店はインターネット専用口座ですが、スルガ銀行自体は普通の地方銀行なので、ネット専業銀行のように各種口座引き落としに使えない、というような制限がありません。
公共料金・電話料金・クレジットカードなど、ほぼ全ての引き落し口座に指定できます。
給与振込などでANAマイルがもらえる
スルガ銀行ANA支店の口座を給与振込口座に指定すると、毎月給与振込(10万円以上)があるたびに50マイルのANAマイルを貰えます。
その他にも、固定電話・携帯電話の引落しをすると毎月10マイル/件、クレジットカード・生命保険・損害保険の引落しをすると毎月5マイル/件をもらうことができます。
取引明細書が送られてくるので通帳記帳不要
通帳が存在せず、代わりに定期的に取引明細書が郵送されてきますので、通帳記帳に銀行に出向く必要がありません。
定期的な振込が必要な場合には
家賃の支払いなどで定期的に振込が必要になる場合には、他行への振込手数料が毎月一定回数無料になる以下の銀行にも、合わせて口座を開設しておくことをお勧めします。
新生銀行
新生銀行の総合口座パワーフレックスを利用し、新生ゴールドというランクになると、月5回までネット振込の手数料が無料になります。
新生ゴールドになる一番簡単な方法は、所定の投資商品の月間平均残高を30万円以上に保つことです(他の条件については銀行のホームページ参照)。とりあえず手軽かつ安全に条件を満たしたいなら、MMFを30万円買っておけばいいでしょう。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行であれば、月3回までネット振込の手数料が無料になります。
銀行口座間で資金を無料で移動する裏技
上で書きましたようにスルガ銀行ANA支店をメイン口座とし、他の銀行の口座も無料振込用に開設した場合、定期的にこれらの口座間で資金を移動する必要があります。
もちろん移動元から移動先に口座振替すれば資金は移動できますが、振込手数料無料のメリットを使うための資金移動で手数料を取られては意味がありません。
そんな時に使えるのが、SBI証券です。SBI証券はスルガ銀行からの即時入金に対応しており、スルガ銀行から無料で証券口座に資金を入金する事ができます。
一方出金時は手数料を証券会社が負担してくれますので、希望する移動先の口座を指定して証券口座からの出金を行えば、無料で資金を移動できたことになります。
この手は、スルガ銀行からの無料入金に対応していれば、他の証券会社でも使えるはずです。
以上、新社会人にお勧めの銀行について書いてみました。ちょっとした工夫で毎月出て行く出費を抑えることができます。
一回で節約できる金額は大したものではありませんが、長年の積み重ねでは大きな違いが出てくるはずです。小さな手間を惜しまず、賢い社会人生活を始めて下さい。