また雇用保険の認定日がやって来ましたので、ハローワークに行ってきました。
9回めの認定日
今回は天気も良かったので駐車場入り口の車の行列もほとんど無く、非常にスムーズでした。
手続きの方も数分で終了です。相変らず就職を勧めるような余計な話はほとんどなく、ただ淡々と処理が進みます。
都会の方では書類を一旦提出してから呼ばれるまで1時間待ちなどというところもあるようですが、自分は今まで10分以上待たされたことがありません。こういうところは田舎のメリットですね。
そして、残りの支給回数も4回(今回分を除くとあと3回)となり、いよいよ雇用保険の給付終了も視野に入ってきました。
求職活動の実感
求職活動の方も続けていますが、色よい反応を示してくれる会社さんはやはり有りません。
実際DODAなどを利用していても、応募にはそっけないお断りの連絡が来るばかりですし、企業側から打診が来るのは赤帽や家庭教師などのフランチャイズ系か、不動産や保険などの営業(明らかに使い捨てを想定している)ばかりです。
最近はもう雇用保険の活動実績を作るために作業している、という感じがしてきました。
今までやってきた実感としては、50を過ぎた年齢ではよほどの実力やコネなどが無い限り、内容を選り好みしていてはそう簡単には決まらないという印象です。
人によって事情は違うと思いますが、遅かれ早かれ再就職が必須と考える方は、やはり多少妥協してでも退職後数ヶ月以内に再就職先を決めるつもりで動いたほうがよいというのが実感です。
理由は2つ。1つは無職期間が長引くと、企業側から就業意欲が低いとみなされる可能性が高いこと(これはハローワークなどの就職活動指導でもよく言われます)。
もう一つは無職期間が長引くと、どうしても本人の意欲が低下してくることです。今の自分もおそらくそういう状態に陥っています。
このまま、実際に職が見つからない状態で雇用保険の給付が終了し、資産が目減りしていく状態になった時にどの程度の心理的プレッシャーがかかるのかは、正直なってみないとわからない部分があります。
それでも自分の場合は無理な内容の就職をする気にはなりませんので、やむを得ません。老後の生活に向けての不確定要素は増えますが、退職後につけてきた家計簿などから必要な生活費を試算した上で、それでも読めない部分は心配してもしょうがないと開き直り、取り崩し生活に向けての心の準備だけはしておきたいと思います。