昔の学生の枕は広辞苑、今はiPad?

自分の情報収集スタイル

自分は単純な興味からとブログのネタ探しなどもあって、日々かなりの量のブログ記事などを読んでいます。しかし、以前から書いていますように老眼の症状も出ていますので、PCの画面で大量の文章を読むのはなかなかつらいものがあります。

そこでやっているのは、気になる記事をすべてオンラインノートサービスのEvernoteに取り込んで、iPad miniのEvernoteクライアントで読むというものです。

iPad mini上の情報であれば、以前に目にやさしいiPad mini+キーボードのもう一つの使い方などでも書きましたようにメガネ無しでも読めますので、目への負担を軽減することができます。

またこの方法のもう一つの良い点は、様々な姿勢で読むことができるということです。PCで読む場合はどうしても椅子に座った姿勢を強制されますが、iPad mini+キーボードであれば椅子への着座姿勢はもちろん、立つ、床に座る、寝転ぶなどの姿勢を自由に切り替えられます。このためPC使用時に比べて肩こりなどの負担も軽減され、長時間読んでいてもあまり疲れません。

そして最近気がついたのは、布団の上でこれをやりながら眠くなった時に自然に眠りにつくと、実に気持ちがいいことです。

文書を読んでいると眠くなるのはよくあることなのですが、そういう時に限っていざ本気で仮眠を取ろうとすると寝付けないのがいつものパターンでした。

しかし、この方法で眠気の限界まで文章を読んでそのまますっと目を閉じると、とても気持ちよく眠りにつけます。といっても長時間寝るわけではなく、10分か15分程度でまた起きだして続きを読み始めたりするのですが、その程度でも頭がスッキリして非常によい感じです。

昔の学生は広辞苑を枕に

こんなことを考えていて思い出したのは、高校時代の教頭の話です。この教頭は破天荒な性格で、校内では名物教頭で通っていました。

その教頭が授業中に話していて今でも覚えているのは、教頭が学生の頃には1日中勉強していて、眠くなったら広辞苑を枕にして休み、起きたらまた勉強を続けたという話です。

とりとめのない昔話ではありますが、自分も一度はそんな生活がしてみたいという憧れが少しあったのかもしれません。

ところがよく考えてみると、ある意味それとよく似た生活を今実際にしていることに気がついたのでした。iPad miniはさすがに枕にはなりませんので、腹の上に置いて寝たりしていますが。

学生時代ははるか彼方の年齢になってしまいましたが、今頃になって気づかないうちに一つ夢がかなっていたのかもしれません。

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