4月に国民健康保険料の計算方法と暫定賦課で、暫定賦課の国民健康保険料納付通知書が送られてきたことをお知らせしました。
これに続き今回、確定賦課の国民健康保険料決定通知書が到着しました。
平成26年度の保険料率
この通知書で平成26年度分の保険料率がわかりましたので、前回の記事で書きました平成25年度の保険料の計算式と比較してみました(赤字が変化のあった部分)。
- 医療分保険料
- 所得割額:基準所得×9.2%→9.1%
- 資産割額:固定資産税額×31.0%→30.0%
- 均等割額:加入者数×27,300円→27,600円
- 平等割額:20,200円→20,500円(世帯あたり)
- 後期高齢者支援金分保険料
- 所得割額:基準所得×3.9%→3.7%
- 均等割額:加入者数×8,400円→8,800円
- 平等割額:6,400円→6,500円(世帯あたり)
- 介護分保険料(40~64歳の第2号被保険者)
- 所得割額:基準所得×2.8%→3.0%
- 資産割額:固定資産税額×9.0%→11.0%
- 均等割額:加入者数×8,400円→10,200円
- 平等割額:4,500円→5,500円(世帯あたり)
所得割・資産割の比例部分は若干ながら下がっている部分もあるものの、均等割・平等割の固定部分は軒並み上がっていますね。
特に介護分保険料については比例部分・固定部分ともかなりの値上げになっています。これについては、以下のような注釈がありました。
介護納付金分は、介護給付費の増加に伴い引き上げましたが、医療給付費分と後期高齢者支援金分は、前年度の水準に据え置きました。
「介護給付費の増加に伴い引き上げ」ということは、高齢化が進む今後もどんどん引き上げられそうで恐ろしいですね。
今年度の正式な保険料は?
今年の自分の正式な保険料については、暫定賦課段階では月額約2万円ほどでしたが、確定賦課となりました8月からは月額約6千円ほどになりました(非自発的失業者に係る国民健康保険税の軽減措置を受けています)。
年額にすると約13万円ほどで、平均すると月当たり約11,000円といったところです。
ちなみに今の収入状況が続きますと来年は所得が国民健康保険料の基礎控除額の33万円以内に収まりそうですので、支払うのは均等割額・平等割額のみの年額約8万円ほどになりそうです。月額にすると6,600円程度ですね。
いや、この収入レベルなら更に何らかの保険料の軽減措置が受けられるのでしょうか?そのあたり、もう少し研究してみたいと思います。