自分が勤めていた会社を退職したのはこのブログを書き始めた2013年9月で、それから雇用保険の申請をしてその給付が終わったのが更に1年後の2014年9月です。
したがって、現時点で会社を辞めてから約1年半、雇用保険の給付が終了して定期的な収入が断たれてから約半年が経過したことになります。
ちょうどいい頃合いですので、ここで一度 退職後の資産の変動状況をチェックしてみることにしました。
マネーフォワードで見る資産変動
以前から書いていますように、自分は資産の状況を家計簿・資産管理サービスのマネーフォワードで管理しています。
マネーフォワードには資産の時系列推移を見る機能がありますので、そこで以下のような資産推移のグラフを見ることができます。
グラフは預貯金・投資信託・債券などの資産種類別に色分けして表示されますが、ここではあえてどの色が何か、および縦軸のスケールがどのくらいかについては書きません。
マネーフォワードではこのグラフ以外に、一覧表で各時期の具体的な資産額も見ることができます。しかし、自分の場合は以前にマネーフォワード利用1周年なのでプレミアムサービス加入について検討してみたで書きましたように通常版(無料版)を利用していますので、1年より前の値は一覧表では見えなくなっています(グラフには1年以上前の値も表示されるようです)。
無収入でも資産総額は減っていない
自分がマネーフォワードを利用し始めましたのは2014年2月からですので、グラフはそれ以降の推移となっています。
したがって、グラフのほぼ中央より左側が雇用保険の給付期間中、右側が給付が終わった後のほぼ無収入の状態ということになります。
また、グラフの中に3箇所ほどガクッと残高が落ち込んでいる部分がありますが、これらは資産移動やバグの影響などで一部の資産が反映されなかった状態であり、実際の動きではありません。
このグラフを見て分かることは、雇用保険給付の有無にかかわらず、資産総額としては今のところ単調減少の傾向にはないということです(もちろん時期による上げ下げの変動はありますが)。
仕事を辞める前は、雇用保険の給付が終わってしまえば、資産は生活費の取り崩しで年率100万円〜200万円のペースで減っていくものと思っていました。しかし、少なくとも今のところはそうなっていないようです。
資産が減らない要因を挙げてみると、以下のようなことが考えられます。
- 日本および世界の株高による投資資産価値の増加
- 収入の低下による税金・健康保険料などの減少
- アフィリエイト収入の増加
おそらく上に書いたものほど影響が大きいですが、ブログで家に住めるようになりましたで書きましたようにアフィリエイト収入も家賃をカバーできるくらいにはなってきましたので、これからは資産減少の抑止に一役買ってくれるようになると思います。
一度早めに世界的な経済危機を体験してみたほうが良い?
とはいうものの、これは無収入の状態になってからで見るとまだ半年ほどだけの傾向ですので、この状況がずっと続くと考えるのは早計です。
考えてみると、仕事を辞めた後はアベノミクスやアメリカ経済の回復で株式はずっと上昇傾向でした。そろそろ株式はバブルなのではという噂が聞こえてきますように、この状況がずっと続くはずはありません。
一応、世界的な経済危機が発生しても耐えられる資産配分にはしているつもりですが、実際にその下落幅を見た時に自分が冷静でいられるかどうかは体験してみないとわかりません。
そういう意味では、このまま何年も凪の状態が続いて働くことなど考えられないようになってから大きなダメージを受けるよりは、早いうちに「XXXショック」と後から名前が付くくらいの世界的な経済危機を一度は体験しておきたい気もします。
この村のリタイアさんは皆さん優秀です
相場に恵まれているところもあるのでしょうけど
リタイアしてもお金が減るどころか
増えている人までいたりします
リタイアのことを知らない人からすると
信じられないことなんだろうと思います