まだ私のところには正式な通知が来ていませんが、ネット上の情報を見ているとSBIカードが10月から改悪されるようですね。
自分が使っているSBIレギュラーカードについては、以下で詳細を確認できます。
SBIレギュラーカード 年会費・SBIカードポイントプログラム・ショッピング手数料率等改定のお知らせ
改悪内容
改悪内容は、年会費(本会員、家族会員)・利用代金明細書 発行手数料・カード利用枠・再発行手数料・ETCカード 発行手数料・キャッシュバック交換レート・SBIポイント 交換レート・海外緊急発行手数料など多岐にわたりますが、通常の使用で一番問題となるのは以下の2点でしょう。
年会費(本会員)
永年無料だった年会費が、初年度無料・次年度以降972円(税込み)に変更されます。
「年間利用金額10万円以上」であれば次年度以降も無料ということですが、10万円はサブのカードにしては大きすぎます。
リクルートカードプラスで10万円使えば2,000円分のポイントが手に入りますので、972円の年会費を回避するためにSBIカードで10万円使うのはどう考えても割に合いません。
せめて年間で1〜2回利用くらいの緩い条件にしておいてくれれば良かったのですが。
キャッシュバック交換レート
今まで
- 5,000ポイント→5,000円
- 10,000ポイント→12,000円
だった交換レートが
- 3,000ポイント→1,000円
- 5,000ポイント→2,000円
- 10,000ポイント→5,000円
と大幅改悪されます。
それにしても、さすがに10,000ポイント→12,000円は少し大盤振る舞い過ぎるのではと思っていましたが、まさか一気に半分以下に削減するとは落差が大きすぎです。
なおこれらの改訂は10月1日からですが、ポイント交換レートの変更対応ため、9月17日から11月30日までの間はキャッシュバック交換およびポイント交換は停止するということですので、ポイントを持っている方は早めに交換を申し込んだほうがいいでしょう。
自分の対処方針
さて、この改悪にどう対応するか考えてみます。
私の場合はSBI証券の投信マイレージサービスで付いたポイントをSBIポイントに移行し、このカードの特典を利用してキャッシュバックするのがほぼ唯一の用途でした。
今回の改悪でこの用途は完全に塞がれましたので、もはやカードを維持する目的が無くなってしまいました。
それでもまだ年会費が無料であればサブカードとして維持する道もありましたが、10万円もの利用がないと無料にならないとなると、それも難しそうです。結局解約するしかないかな、と思い始めています。
まあ改定後の初年度は既存客も年会費無料ということですし、年間の利用金額に応じたボーナスポイントも予定しているということですので、1年は維持して様子を見るのも手ですが。
ちなみに解約した場合の投信マイレージサービスで付いたポイントの使い道については、SBIポイントからTポイントやnanacoには等価交換できますので、そちらに移行することになりそうです。
それにしてもソフトバンク系列の会社は、やはりやることが極端ですね。
SBIレギュラーカードはリクルートカードプラスを入手する前、一時メインカードにすることも検討していましたが、結果的にはやらなくてよかったと胸を撫で下ろしています。
訂正) 2015/07/17
このSBIカード改悪後も、SBIポイントのSBIカード会員限定現金交換レートには変更がないことがわかりました。詳細は以下の記事をご参照ください。
→SBIカード改悪はSBIポイントには影響無し
sbiは、もはやソフトバンクと何も関係ありませんよ。