既にネット上でも到着したという話をチラホラ目にしますが、うちにもマイナンバー通知の書留が到着しました。
マイナンバー制度自体に反対という方の中には受け取りそのものを拒否するという方もおられるようですが、通知を受け取ろうが受け取るまいが個々人の番号はもう振られてしまっているということですので、ここは素直に受け取りました。
通知は受け取ったが個人番号カードは当分申請せず
かねてからの噂通り、上半分が個人番号(マイナンバー)が書かれた通知カード、その下側に個人番号カード交付の申請書が付いた紙が入っていました(カード部分も国民健康保険証のような加工は無く、びっくりするくらい普通の紙です)。
カードが2種類出てきて少しややこしいですが、上半分がマイナンバーが書かれた通知カードで、下半分を切り取り写真を貼って送り返すと運転免許証のような個人番号カードが発行されるということですね(通常、携行するならこちら)。
申請書に印刷されているQRコードを読み取ることで、スマートフォンなどから申請することもできるようです(パソコンも可)。
更に街角の証明用写真機から申請できるようにすることなども準備されているようですね。
ただ私の場合は身分証明書としては既に運転免許証がありますし、持っている事自体がリスクになる可能性もありますので、個人番号カードの発行はすぐには申請しないつもりです。
確定申告に使えるのは再来年の申告から
ところでこのマイナンバーで、確定申告も楽になるのかなと漠然と思っていました。
しかし残念ながら、マイナンバーによる確定申告は平成28年(来年)分の申告からということで、実際に使えるようになるのは再来年の申告からですね。
給料や社会保険などの様々な情報とマイナンバーが結び付けられるのは来年からですので、考えてみれば当たり前の話です。
これが使えるようになると、
- 源泉徴収票
- 国民健康保険・国民年金の保険料の納付証明
- 医療費の領収書
などの提出は不要になるようですね。
というわけで、来年の確定申告はまだe-Taxを利用した今まで通りの手続きをすることになりそうです。
e-Taxで使う住民基本台帳カードの電子証明書の有効期間がそろそろ切れるのではと心配になってきましたが、調べてみると有効期間は3年でした。
私は来年が3回目の申告ですのでギリギリセーフです。再来年以降のe-Taxでは個人番号カード内の電子証明書を使うことになると思いますので、その時までには個人番号カード発行を申請するとしましょう。