次に使う格安SIMはこれだ

来月6月まででmineoのドコモプランSIM 到着で書きましたドコモ回線プランスタート記念キャンペーンが終わり、7月からは通常料金となる見込みです。

そこで、そろそろ次に使う格安SIMの検討を始めることにしました(大手キャリアの利用ははなから眼中にありません)。

格安SIMに求める最低条件は２つ

私の場合、毎月の通信費はできるだけ絞りたいので必要量ギリギリのデータ容量を狙って契約することになります。

したがってその最低限の容量を十分活用するために、以下の2の条件が必須と考えています。

ざっと調べたところでは、この2つの条件を満たす格安SIMとしては以下のようなものがありました。

前者３つはドコモ回線、後者２つはau回線となります(mineoにはドコモプランもありますが、それならば今のままでいいことになりますので)。

これでターゲットは絞られましたが、私の場合は旅行や帰省時にテザリングでデータ容量を集中的に使用する傾向がありますので、もう１つ考慮しておかなければならない点があります。

それは直近のデータ使用量による速度制限の存在です。多くのSIMで直近3日間のデータ使用量がある限度を超えると速度制限がかかるというような制限がありますが、これに引っかかってしまうとテザリングの使用に支障をきたす可能性があるためです。

そこで上記のSIMについてこの点を調べてみると、以下のようになりました。

OCN モバイル ONE
3日間の使用量による制限無し
IIJmio(およびこれと提携しているDMM mobile、BIC SIM)
低速状態で3日あたりの通信量が366MBを超えた場合、低速モード以下に制限する場合がある(高速モードの場合は制限無し)
楽天モバイル
例えば3.1GBプランの場合、3日あたり540MBを超過すると低速状態に制限する場合がある
UQ mobile
直近3日間に3GB以上の利用があると通信速度を制限する場合がある
mineo
auプランの場合、直近3日間に3GB以上の利用があると通信速度を制限する場合がある

テザリング使用時は低速モードでも高速モードでもそれなりのデータ量を使用する可能性がありますので、しきい値の低いIIJmio系や楽天モバイルはヤバそうです。ドコモ回線にするなら制限の無いOCN モバイル ONE一択でしょうか。

一方au回線のUQ mobileとmineoはどちらもほぼ同様で、これは回線提供元のauによる制限のようですね。制限は3日で3GBでテザリング使用時には微妙なラインですが、万一越えて制限されてしまった場合には0SIM by So-netで1日だけしのげば何とかなりそうです。

以上で候補はOCN モバイル ONE、UQ mobile、mineoの３つに絞られましたが、ここで料金も見てみると、自分がテザリング使用時に選択しそうな3GB程度のデータ通信専用プランでは

となっています(いずれも税抜)。料金的にはau回線のプランの方が安くなっていますし、これらについてはSMSを無料で利用できるというメリットも有ります(送信は有料)。

更にmineoであればフリータンクを使って毎月1,000MBのデータ容量をブーストできますし、au回線ならば手持ちのiPhone 6s Plus(ドコモ)とXperia Z3 SOL26(au)を使って0SIM by So-netとのデュアルSIM運用もできます。

従って6月までに今使っていますmineoのドコモ回線プランスタート記念キャンペーンに匹敵するくらいの破壊力のあるキャンペーンでも始まらない限りは、7月からはmineoのauプランに切り替えることになりそうです。

Amazonの規約変更で契約事務手数料が無料になるmineo エントリーパッケージが送料無料では買えなくなってしまいましたので、早めに何かと抱き合わせで買っておくとしましょうか(今のmineo SIMをauプランに切り替えることもできますが、これを買ってしまったほうが安いので)。

ケイ・オプティコム 2015-03-27