今日部屋に置いてあるティッシュペーパーが無くなったので新しいボックスを下ろしました。
これで5個セットのパックが1つ空になり、残るのストックはもう1パック(5箱)だけになりました。
2年以上経っても1パックも使っていなかった
このティッシュのパックを見てあることを思い出しました。それは、これらのティッシュを買ったのが2014年4月の消費税8%への引き上げ前だったということです。
あの時は増税前の駆け込みで日用品も色々買い貯めしていたのですが、ティッシュについては既に1パック買ったのを忘れていて、必要以上にもう1パック追加購入してしまったのでよく覚えているのでした。
そして今になって1つ目のパックの最後の1箱を下ろしているということは、2014年4月の消費税増税以降、2年以上経ってもティッシュの1パック分も消費していなかったということです(当然、新規の購入はありません)。
これは以前にトイレットペーパーでティッシュ節約で書いていますように、ティッシュの替わりにトイレットペーパーを身の回りに置いて代用しているということの影響が大きいです。
その分、当然トイレットペーパーの消費は増えますが、トイレットペーパーならティッシュ5箱分の値段で16ロールは買えます。またトイレットペーパーなら必要な分だけ切って使えますので、コストパフォーマンス的にはこちらの方が圧倒的に上です。
これではインフレにならないのも頷ける
まあ実際にこれと同じことをしている人はあまり多くないかもしれません。しかし、一人暮らしの私でさえこんなことにまで気を使っているのですから、より生活費がかかる多人数の世帯ではもっと様々なあの手この手で節約に励んでいるはずです。
増税以降、実質賃金はほとんど上昇しない中、社会保険料などは着実にジリジリと上昇していく今の状況では、必ず必要になる日用品でさえ消費は極力抑えたいのが人情です。
大多数の人が実感できるくらいの賃金の上昇、あるいは年金制度の改革による将来不安の払拭など、具体的な明るい兆候が見えない限り日本人のこの節約志向は止まりそうにありません。
これでは政府や日銀が金融や財政政策でいくら煽っても消費は膨らまず、なかなか消費主導型のインフレにはならないのも頷けます。